令和7年 市長あいさつ要旨
令和7年
2月定例記者会見(令和7年2月12日)
冒頭あいさつ
大変寒い日が続いていますので、皆さんも風邪をひかないように、十分気を付けていただきたいと思います。
2月2日に香川県で行われた「丸亀国際ハーフマラソン」で、地元トヨタ自動車の太田智樹選手が59分27秒の日本新記録を樹立しました。
長距離関係では、吉居駿恭選手の箱根駅伝での区間賞獲得、それに続いてこの明るいニュースが届き嬉しく思います。
田原ゆかりの方の活躍は、市民にとっても大きな励みになります。これからも更なる活躍を願っております。
本日は、令和7年度当初予算案を中心に3点、内容を説明させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。
令和7年度田原市予算案について
令和7年度予算につきましては、「子どもを育み、活力ある未来を創る」予算として編成いたしました。詳細は財政担当者から説明しますので、私からは、概略について説明いたします。
一般会計の予算(案)は、喫緊の課題である「子ども・子育て施策」の充実や、「防災・減災」、「産業振興」、「公共施設の再編」、「DX・GXの推進」など、未来を見据えた取組へ積極的に投資するため、本年度と比較して13億2千万円増加した“332億9千万円”を計上いたしました。
これに加え、令和6年度からの繰越事業として、23億円の普通建設事業を実施し、インフラや公共施設の整備・適正化など、市民生活を支える社会基盤の充実を図ってまいります。
次に、特別会計の予算(案)は、国民健康保険及び後期高齢者医療の事業の執行見通しにより増減があります。
また、企業会計の予算(案)は、管路や処理施設など、整備計画の進捗に合わせて変動しますが、水道事業・下水道事業ともに、本年度と比較して増加しています。
新年度の重点施策としましては、「住み続けたいまちづくり」「住んでみたい・訪ねてみたいまちづくり」「未来につながるまちづくり」の3点を掲げ、元気な渥美半島の実現を目指してまいります。
中でも、予算のキャッチフレーズで姿勢をお示ししたとおり、将来を担う子どもたちが健やかに育つことができるよう、「子ども・子育て施策」に、さらに力を入れてまいります。
新たな取組としましては、「小中学校給食費の半額支援」を実施し、子育て世帯の経済的負担軽減や、子育てしやすい環境の整備を進めます。
また、新規事業として「公立保育園の適正化」や「小中学校の学習用ICT環境の充実」、継続・拡充事業として「子育て世帯への家事支援」、「小中学校の整備」、「中学校の休日部活動の地域移行」などに取り組みます。
さらに、学校プールの集約化に合わせ、子育て支援機能等を備えた「多世代交流施設(市民プール等)の整備」を進めるなど、幅広い分野で、子どもたちが「育つ・学ぶ・遊ぶ」環境の充実を図ります。
その他の重点施策としましては、「(仮称)田原市産業会館」や「サンテパルクたはらのリニューアル整備」など、これまで準備を進めてきた地域活性化事業が、具体的な形になってまいります。
また、引き続き「世界に誇れる花のまち」の実現に向けて取り組むとともに、「2025アジアサーフィン選手権」の開催を支援するなど、地域資源を最大限活用し、認知度やブランド力の向上を図ります。
これらに加え、「市民館の整備」や「公共施設の複合化」など、市民生活・市民活動の向上につながる取組、「DX」や「GX」の推進など、持続可能なまちづくりをさらに加速させ、まちの「住みよさ」を総合的にアップさせてまいります。
以上が、令和7年度予算(案)の特徴でございます。
渥美半島の活力ある未来を創るため、積極的な姿勢で地域づくりに取り組んでまいりますので、皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。
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