令和6年 市長あいさつ要旨
令和6年
11月定例記者会見(令和6年11月27日)
国への要望活動
この時期は、国への要望活動を多く行う時期であり、全国から集まる各首長と様々なところで顔を合わせる機会も多い。
先日は私も、東京で行われた「地方を守る会」総会に参加した。同会は、頻発・激甚化する自然災害から国土の安全・安心を守るため、自治体と地方整備局などの連携や体制の強化を目的とするもので、国と自治体の更なる連携を進めていきたい。
また、海岸堤防等の地震・津波対策を推進するための要望活動で各省庁を回ってきた。このような事業を実現するためには、国や県との連携が不可欠である。事業を進めていくためにも、国への要望活動はとても重要なことであると考えている。
10月定例記者会見(令和6年10月28日)
短い秋を楽しむ
暑い日が長く続き、涼しく過ごしやすい秋は短そうだが、出掛けるには良い季節になった。
昨日は、田原市民まつりが開催された。天気が心配で、雨が少しパラパラと降ったが、好評を得ながら多くの人で賑わった。田原市民まつりは、市民をあげて「みんなでつくる」まつりということで大いに盛り上がったと思う。
11月に入っても様々なイベントが開催されるので、多くの皆さんに足を運んでいただき、田原の良さを実感していただきたい。
9月定例記者会見(令和6年9月25日)
能登半島豪雨災害
今年の夏は、本当に暑く、先日の雨を境にやっと秋らしくなってきたと感じる。
朝晩は涼しくなってきたが、日中はまだ暑い。季節の変わり目なので、体調には気を付けていただきたい。
さて、能登半島で集中豪雨による豪雨災害が発生した。私たちは、市として後方支援という形ではあるが、支援活動を行っているところである。
このような集中豪雨による災害は、私たちのまちにおいても起こりうる災害であり、地域のインフラや住民の生活に大きな影響を与える。職員も警戒し、災害対策をしっかり行っていきたい。
8月定例記者会見(令和6年8月28日)
降らなくても、降り過ぎても心配な雨
今年の夏は、暑い日が続き、宇連ダムの貯水率が、お盆の頃から50%を下回りはじめ、25日には12.1%にまで下がっていた。
水源の状況は、皆さんの生活に大きな影響を与えるので、雨が降らないことを心配していたが、台風10号の接近により、昨日は非常に激しい雷雨となり、今度は大雨が心配である。
雨は降らなくても困るが、降り過ぎても困る。台風については、今後の雨の降り方を注視しながら警戒していきたい。
7月定例記者会見(令和6年7月31日)
パリ2024オリンピックでの活躍に期待
晴天で暑い日が続いている。体調を崩さないように気を付けていただきたい。
宇連ダムの貯水率が現在少しずつ減っている状況であり、水不足も懸念される。
市内の新型コロナウイルス感染症の状況も、7月に入ってから特に感染者数が増加しており、心配している。
さて、いよいよパリオリンピックが始まった。
本市からも陸上男子10,000メートルに、地元トヨタ自動車の太田智樹選手が出場する。日本時間の8月3日(土曜日)午前4時20分スタート。
フランスは、サマータイム期間で、時差が7時間ほどあり、早朝からのスタートとなるが、私たちも朝起きて太田選手にしっかりエールを送りたい。
皆さんの活躍を願う気持ちは必ず届くと信じている。好成績を残してくれることを期待している。
6月定例記者会見(令和6年6月26日)
働き方改革と休み方改革
健康のためには、睡眠と運動。それに欠かせないのは、たまのお休みの日。
県も推進している「働き方改革」と「休み方改革」に取り組むことが重要だと考えている。
市役所でも、効率よく仕事を進めることができるよう、働き方と休み方を両立し、職員のワーク・ライフ・バランスの推進と健康保持に努めている。
ただ、住民サービスに影響があってはいけないので、休んでも次の仕事に影響のないよう効率よく仕事を進める、休みながらしっかり仕事をやっていく、これが大事だと思っている。
これからも、休暇を取得しやすい職場環境で、職員がいきいきと働き、住民サービスの向上を図っていけるよう、取り組んでいきたい。
5月定例記者会見(令和6年5月29日)
大雨への備えを
低気圧と前線の影響による昨日の大雨も、大きな被害がなくてよかったと思います。
今年も梅雨入りという時期になってきました。昨年は、5月29日頃に東海地方が梅雨入りしたと発表されました。
この後も、強い台風1号が日本の南へ進む予報となっています。市としても、気を抜かずにしっかり備えたいと思います。
4月定例記者会見(令和6年4月24日)
新副市長、教育長の就任・スポーツから目が離せない
市役所では、4月1日、副市長、教育長の任命をはじめ、新規採用や配置換えなどで、261名に辞令を交付しました。
本日の定例記者会見も、鈴木亨副市長、大羽浩和企画部長が新たなメンバーとして、はじめての開催となります。
今年は、スポーツから目が離せません。うれしい知らせも続々と届いています。元日のトヨタ自動車のニューイヤー駅伝での優勝に続き、今月10日には、三遠ネオフェニックスがBリーグ中地区で初優勝しました。来月25日からは、日本一を争う「チャンピオンシップ(CS)」に挑みます。活躍を期待ます。
夏には、パリでオリンピック・パラリンピックが開催されます。16日には、聖火リレーもスタートし、オリンピック開催まで100日を切りました。
勇気と感動を与えてくれる選手たちに、しっかりエールを送りたいと思います。
3月定例記者会見(令和6年3月27日)
別れと出会いの季節
本日は、本年度最後の定例記者会見となります。
記者の皆さんには、この1年間、さまざまな場面で田原市をPRしていただき、心から感謝申し上げます。
春は、別れと出会いの季節です。市役所では、先週の19日に職員の人事異動の内示をし、21日の3月議会最終日には、新たな副市長と教育長の就任について同意をいただきました。
別れは本当にさびしいですが、別れがあるから、また新たな出会いがあります。
そして、新年度が始まります。「第2次田原市総合計画」に基づいたさまざまな取り組みをスタートしてまいります。
2月定例記者会見(令和6年2月14日)
冒頭あいさつ
だんだん暖かくなり春が近づいていると感じつつ、日中と夜の寒暖差が激しくなってきているとも感じています。
皆さんも風邪をひかないように、十分気を付けていただきたいと思います。
2月に、日本風景街道大学田原キャンパスが伊良湖を中心に開催されます。
また、宇連ダムの水源率が32%、全体で54%と水が少ないことを心配しています。田原市は「農業のまち」でもありますので、水源状況がたいへん気になっているところです。
本日の発表内容につきましては、間もなく始まります定例会の前の予算や、総合計画についての内容をお話しさせていただくのでよろしくお願い申し上げます。
令和6年度田原市予算案について
令和6年度予算について、「子育てを応援し、たはらの未来を彩(いろど)る予算」として編成いたしました。詳細は財政担当者から説明しますので、私からはその概略を説明いたします。
新年度予算案でございますが、一般会計の予算額は、新たにスタートする子ども・子育て施策や、豊橋市とのごみ処理施設の広域化に伴うごみ中継施設の建設などの影響により、本年度と比較して24億3千万円増加した“319億7千万円”を計上いたしました。
これに加えて、令和5年度からの繰越事業として、4億4千万円の建設事業を実施し、インフラや公共施設の適正化など、必要な社会基盤の充実を図ってまいります。
次に、特別会計の予算でございますが、国民健康保険は医療給付費の見込み、後期高齢者医療は保険料の見込みにより増加となっています。
新年度も、農業、観光などの産業分野の取組、市民の暮らしやすさにつながる取組、将来にわたって田原市が発展できるための取組に加え、日本一の花の生産地として花の魅力を可視化し、「世界に誇れる花のまち」への取組として、本市の認知度の向上と、市民の田原市に対する誇りの醸成につなげてまいります。さらには、人口減少や少子化に立ち向かうため、子ども・子育て施策を積極的に推進します。その財源として、本年度において、こども基金を創設したところです。これを活用して、子育て世帯の暮らしやすさにつながる取組を幅広い分野で支援してまいります。
重点施策としては、「住み続けたいまちづくり」「住んでみたい・訪ねてみたいまちづくり」「未来につながるまちづくり」の3点を掲げ、元気な渥美半島の実現を目指してまいります。
今回の予算では、妊娠・出産期の通院に不安を抱える方へのタクシー利用の支援、保育園・こども園の保育料・給食費の無償化、小・中学校の新入生へ5万円の入学応援金の支給、18歳までの医療費の無償化など幅広く“子育てを応援する”取組を盛り込んでいます。このような子育て世帯を応援する取組が、将来の田原市の担い手であるこどもの活躍につながり、たはらの未来が彩ら(いろど)れていくものと考えています。
令和6年度は、第2次田原市総合計画がスタートする年になります。長期的な展望に立った施策を積極的に行う一方で、行政改革大綱の改定や公共施設適正化など行政の基盤づくりも着実に実施して、たはらの未来の彩(いろど)りを下支えしてまいります。
また、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進により、事務の効率化や市民サービスの利便性向上、地域活性化を図るとともに、GX(グリーントランスフォーメーション)の推進により、引き続きゼロカーボンシティを目指してまいります。
渥美半島の将来を見据えて、前向きに地域づくりに取り組んでまいりますので、皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。
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代表電話:0531-22-1111 ファクス:0531-23-0180