令和2年 市長あいさつ要旨

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ページ番号1006827  更新日 2020年11月30日

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令和2年

11月定例記者会見(令和2年11月25日)

興奮と期待!地元長距離選手の活躍

先日開催した、第60回中部実業団対抗駅伝競走大会では、地元トヨタ自動車が大会新記録で見事優勝を果たしました。これは、来年元旦に開催されるニューイヤー駅伝の予選会となる大会で、東京五輪男子マラソン代表の服部選手を起用せず、2位との間に3分以上の大差をつけての圧勝でした。佐藤監督も「日本一を目指している」と自信を持って言っていましたので、私も絶対に優勝できると信じています。残念ながら私は、来年のニューイヤー駅伝への応援には行けませんが、ぜひ頑張っていただきたいと思います。
また、第40回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝)は、豊橋市出身の鈴木亜由子選手が素晴らしい走りをみせ、大興奮しました。実は、同じ大会で3位に入賞した豊田自動織機の川口桃佳選手は、地元福江中学校出身の選手です。川口選手も有力ランナーが揃った第3区で、しっかりとした走りをみせてくれました。
他にも地元出身の長距離選手で、今年、中央大学へ進学した吉居大和選手が、男子10,000mで28分08秒61の自己新記録を出し、アンダー20の日本歴代3位という好記録を作りました。吉居選手は、陸上の男子長距離界でも注目される存在となっていますので、箱根駅伝での走りも楽しみにしています。
昨年末に全国高校駅伝競走大会男子で優勝した仙台育英高校の吉井駿恭選手(吉居大和選手の弟)や白井勇佑選手、二人も田原東部中学校出身の長距離選手です。
全国で活躍する多くの長距離選手が、中学校までこの田原市で一生懸命走ってきた地元選手です。コロナ禍の中、地元選手の活躍は非常に明るいニュースと感じます。市民への大きな励みにもなると思いますので、今後も一緒に応援していきましょう。

 

10月定例記者会見(令和2年10月28日)

日本一の花どころ「渥美半島」

渥美半島は花きの生産が日本一ですが、今日は花にまつわる話題を2つ紹介したいと思います。
まず1つ目は、「フラワーウォール」です。今月23日から来年2月までの期間、三河田原駅前と道の駅田原めっくんはうす前の2か所に設置されています。これは愛知県の「花の王国あいち県民運動実行委員会」が公共施設等へあいちの花の活用促進の一環で行っているものです。高さが2メートル、幅が6メートルの大きなもので、864鉢の鉢花を使用しています。毎月1回、鉢花を差し替え、今後5回模様替えをし、花の産地田原をPRしていきます。
2つ目は、「第31回渥美半島菊花大会」がサンテパルクたはらのサンテドームで始まりました。渥美半島の電照菊は秋の風物詩ですが、この地域特産の菊を広くPRするため、毎年開催されています。以前は、菊のグループだけの参加でしたが、今では地域の小学生や園児も参加し、子どもの頃から花に親しむ体験を大切にしています。期間は11月9日までです。高い栽培技術と丹精込められた作品はもちろん、子どもたちのカラフルな作品も展示され大会を盛り上げていますので、ぜひご覧いただきたいと思います。

 

9月定例記者会見(令和2年9月30日)

田原市ゆかりの長距離アスリートに期待

9月19日、東京五輪男子マラソン代表である地元トヨタ自動車の服部勇馬選手が、全日本実業団対抗選手権男子1万メートルで、自己新記録をマークしました。服部選手は、7月の大会でも自己新記録を出しましたが、さらに8秒以上更新したということで、今年3月に東京五輪の延期が決定されてから約半年、順調に調整が進んでいるようで安心しました。
また、昨年の全国高校駅伝で仙台育英高校のエースとして活躍した田原市出身の吉居大和選手も、今年4月、名門中央大学に進学し、7月の大会で5千メートルのアンダー20の記録を15年ぶりに更新しました。
仙台育英高校の駅伝チーム優勝メンバー7人の内、吉居大和選手のほか、弟の駿恭(しゅんすけ)選手、白井勇佑(ゆうすけ)選手3人が田原市東部中出身ということで、今年のお正月にここへ優勝報告に来てくれました。
吉居大和選手は、「大学卒業までに箱根で優勝し、学生で一番速く強い選手になりたい」と話していますので、10月17日の予選会を通過し、まずは箱根駅伝での出場を決めて、夢実現への階段を着実に駆け上がってほしいと思います。
これから駅伝シーズンを迎え、田原市ゆかりの長距離アスリートたちの走りが、市民の皆さんにも元気を与えてくれますので活躍を大いに期待しています。

 

8月定例記者会見(令和2年8月26日)

興奮!ライアン小川の偉業達成

新型コロナウイルス感染症については、愛知県非常事態宣言が解除され、厳重警戒へと切り替わりました。これを受け田原市でも本部会議を開催し、引き続き感染拡大の防止に取り組んでいくことを話し合いました。
このような暗いニュースばかりでなく、久々に明るいニュースもあります。8月15日に、田原市出身である東京ヤクルトスワローズの小川泰弘投手が、史上82人目となるノーヒットノーランを達成しました。多くのプロの選手がいる中で、この達成はとてもすごい事です。小川選手は田原市ふるさと大使にもなっていますので、早速、私からお祝いのメッセージを送らせていただきました。
彼は、毎年、チームメイトの中村悠平捕手や同期の石山泰稚投手を引き連れ、田原に帰省し、子どもたちに野球教室を開くなど、故郷への熱い想いを持ち続けている素晴らしい選手でもあります。
今回の偉業達成の一報は、地元の子ども達をはじめ、多くの市民に夢や希望を与えてくれました。今後も、ケガや故障には気を付けてもらい、長く球界で活躍し、市民の皆さんに元気を与えていただけることを心から願っています。

 

7月定例記者会見(令和2年7月30日)

備える夏

なかなか雨が上がらず、まだ梅雨が長引いています。ようやく8月に梅雨明けかもということです。
先ほど、千葉県沖で発生したという地震速報が出て、これはどうなるのかとビックリしましたが、何もなく安堵しました。同じニュースを見ていましたら、福島県郡山市で爆発事故が起きたと言う報道がされており、事件なのか事故なのかよくわかりませんが、嫌なニュースばかりで良いことがなかなかないと感じます。
梅雨が長引くことは、水源の貯水量が増加するのでありがたいことですが、反対に日照不足による農産物の生育に影響を及ぼしますので心配しております。
そして、最近では豪雨により被災をされた地域の方、例えば九州、直近では山形県最上川の氾濫等により被災をされた皆様に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。このような災害は、他人事ではなく私たちの地域でもいつ発生してもおかしくないと言えます。後ほど防災訓練の話もしますが、今年は、新型コロナのこともあるので、災害と新型コロナの両方を考えなければいけない事態となっていますので、しっかりと備えていきたいと思います。
GoToトラベルキャンペーンも行われており、全国的にコロナの患者が増えてきています。今後も、その安心よりも緊張感を持って、皆さんが密にならないよう新しい生活様式を守り、感染防止対策に努めていきたいと考えています。
自然災害とコロナという二つの大きな課題にしっかりと備えていきたいと思っています。

 

6月定例記者会見(令和2年6月24日)

まちを元気に

6月22日に、6月定例議会が閉会しました。また、5月にも2回の臨時議会が開かれ、いずれも新型コロナウイルスの感染防止対策や、市民生活の支援のための案件が大半を占めました。臨時議会で議決された休業協力金の申請手続きや定額給付金の給付など、既に休業協力金については541件、定額給付金につきましては約96%支給が済んでいます。
他と比べて、早いか遅いかは皆さんにご判断いただきたいのですが、いずれにしても早くやらなければ何の意味もないので、できる限り迅速に対応してまいりました。
農業関連の支援についても、すでに相談等受けている市の補助金(田原市農業継続支援補助金)に加え、7月からは国の次期作(高収益作物次期作支援交付金)の補助金の手続きも始まるので、安心して農業に取り組んで欲しいと思っています。
緊急事態宣言解除後も、17日に中部国際空港国際線の運航が一部再開され、19日には都道府県をまたぐ移動も解除されたので、今後、社会・経済の動きが活発になっていくと思います。もちろん活発化するといろいろな事も心配されますので、マスクを着用する、密を防ぐ、そしてしっかりと手洗いをする等、感染防止に取り組んでいきたいと思っています。
発表事項にあります「たはら暮らし応援商品券」や、これから取り組んでいく「プレミアム付商品券」などを市民の皆さんに活用してもらい、早く市内の経済の回復を願っているところです。

 

5月定例記者会見(令和2年5月27日)

愛知県緊急事態宣言の解除について

4月10日に発出された愛知県独自の緊急事態宣言も、昨日5月26日に解除されました。幸いにして、田原市では市民の皆さんの協力により感染者数はゼロでした。飲食店の方々も我々の休業要請に応えていただき、皆さんが不要不急の外出や移動の自粛、「3つの密」を避ける等、日々の行動の抑制に努めていただいた結果であり、心より感謝申し上げます。これからも感染者ゼロが続いていけば良いと思っています。
しかし、コロナウイルスが消滅したわけではありません。イベントの開催もまだしていません。開催人数の問題もありますが、引き続き気を引き締め、「3つの密」を守り、感染者拡大防止対策を講じつつ慎重に進めていきたいと考えています。
これからの田原市は、経済を何とかV字回復させる施策を考えています。国からの定額給付金にプラス、田原市独自の一人一万円の市内で利用できる商品券の交付と始めます。また、花き農家に対しての補助金も実施します。そして、6月には、補正予算に計上している「プレミアム商品券」を考えています。飲食店、宿泊施設に限定したプレミアム商品券を、商工会の協力を得て発行していく予定です。
これからは、市民の皆さんが感染しないように注意していくと共に、市内の経済活動の回復を図るという大きな目標がありますので、今後も皆さんの協力を得ながら一緒に進んでいきたいと思います。

4月定例記者会見(令和2年4月23日)

新型コロナウイルスの感染拡大防止について

新型コロナウイルスの感染拡大防止に関しては、4月16日、国の緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に拡大し、愛知県についても、重点的に感染拡大防止を進める「特定警戒都道府県」に位置づけられました。
私たちもいろんな意味で警戒をしなければなりません。そして、不要不急の外出や移動の自粛、3密(密閉空間、密集場所、密接場面)を避けなければいけないということを呼びかけています。
今後は、市民一人あたり10万円の特別定額給付金、また事業者さんへの休業協力金を支給していく事になり、昨日も愛知県市長会で様々な調整をしていました。これから私たちも、各事業者への協力をお願いしながら、何とか感染者ゼロを守っていきたいと思います。
今、田原市の現状を見ると、市外から沢山のお客さんが来ていただいています。例えば、サーフィンや道の駅にもお客さんの来訪があります。私たちとしては非常にありがたい事です。しかし、来訪していただいている方々には大変申し訳ないのですが、どうしても感染ということが懸念されますので、外出を自粛していただきたいと思います。
やはり、今が耐える時ですので、それぞれが自粛をしていただいて、何とか感染を防いでいかなければなりません。そういった皆さんへの自粛をお願いしながら、田原を守っていきたいと思っています。どうぞよろしくご理解いただきたいと思います。
そして、これが収まった段階では、また、私たちは渥美半島を元気にするためのいろいろな事業をやっていきたいと思いますので、その時こそ沢山の方に田原市へお越しいただきたいと思います。

3月定例記者会見(令和2年3月25日)

新型コロナウイルスの感染拡大について

本市においては、「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を既に7回実施しています。この会議では、いろいろな状況を聞き、市の対応やイベントの実施等検討しています。
そのような中で、東京五輪が1年程度延期することが発表されました。既に出場が決まって、本市を練習拠点にしているトヨタ自動車陸上長距離部の服部選手はどんな心境だろうかと考えています。社会・経済活動にも深刻な影響を与えており、本市でも式典やイベントの中止や外出の自粛などの影響を受け、花きの需要、また観光や飲食といったサービス業関係の売上げの減少を懸念する声が届いています。これは決して田原だけの問題ではなく、これから先もしばらく影響すると考えられます。また、元の元気な田原市に戻り、爆発的に利用してもらえれば良いのですが、それはなかなか難しい事だと思っています。
そして、もう一つ、小中学校の対応についても気がかりです。4月からは換気を良くしたり、マスクをしたりいろいろな対応をしながら平常に戻し、再開していこうと考えています。イベントなどの取り扱いについても、4月12日までは引き続き現在のまま継続する予定です。
幸いにも、まだ本市において感染者の発生はありませんが、いつ誰が感染するかもしれません。今後も、状況を注視しつつ、市民の命と健康を守ることを最優先に、国や県と連携し、必要な対策をしっかりと行っていきたいと考えています。

2月定例記者会見(令和2年2月14日)

令和2年度田原市予算案について

皆さん、こんにちは。今回、令和2年度予算は、「新たな時代へと魅力を育む予算」として編成しました。詳細は財政担当者から説明しますので、私からはその概要についてお話いたします。
まず、本市の中期的な財政見込みとして、国が進める地方税の偏在是正による法人市民税の減収に、地方交付税の合併算定替えが重なることで、大幅な減収が避けられない見通しであります。
この減収に対応するために、基金からの繰り入れや地方債の借り入れによる財源確保を行ったとしても、令和4年度の財政規模は260億円台になることが想定されますので、行政サービスの最適化を図るとともに、将来を見据えた地域づくりに取り組まなければなりません。
こうした状況を踏まえ、一般会計の予算額としては、292億1千万円を計上しました。本年度と比較すると5億1千万円の減となっています。
次に特別会計、企業会計の予算ですが、公共下水道・農業集落排水事業の2会計が公営企業法の適用となったことにより、数字が変動しています。
新年度は、「住んでみたい・訪ねてみたいまちづくり」「住み続けたいまちづくり」「未来につながるまちづくり」の三つを重点施策として掲げています。中でも住み続けたいまちづくりに不可欠な「出産・子育て・教育環境の充実」に向けて、切れ目のない支援策を充実させています。さらに観光などの交流人口増加策によって地域の魅力を高めていきたいと思います。
新しい時代を担う子どもたちを地域全体で育むこと、その子どもたちのために田原市を魅力的なまちとして育み、引き継いでいけるようにとの思いから「新しい時代へと魅力を育む予算」としました。
渥美半島の将来を見据えて、前向きに地域づくりに取り組んでまいりますので、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

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