【火災予防】備えよう 住宅用火災警報器

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1004647  更新日 2023年2月7日

印刷大きな文字で印刷

ついていますか?住宅用火災警報器!

すべての住宅の寝室、階段(2階以上に寝室のある場合)、台所に、住宅用火災警報器の設置が必要です。

住宅用火災警報器の設置場所(例)

 

 

 

 

住宅用火災警報器の取替え時期は?

 住宅用火災警報器の電池の寿命の目安は約10年です。
 「いざ」というときに住宅用火災警報器が適切に作動するよう、定期的に作動確認を行い、適切に交換を行うよう習慣づけましょう。

作動確認の方法は?

 点検ボタンを押すか点検ひもを引っ張ることで、作動確認ができます。
 作動確認をしても、警報器に反応がなければ本体の故障か電池切れです。警報器の本体又は電池を交換しましょう。

令和元年中の愛知県内の住宅用火災警報器の奏功事例を紹介します。

愛知県内の奏功事例

建物種別

焼損程度

概要等

共同住宅

非火災

 居住者(84歳女性)が調理中、鍋に火をかけたまま外出したため、鍋の内容物が焦げて発煙した。 

 同アパートの居住者が帰宅中、住宅用火災警報器の鳴動音に気付き居室を確認すると、焦げ臭い匂いとドアポストから煙が出ているのを発見し、119番通報した。

 消防隊がベランダの窓ガラスを破壊後、屋内進入し確認したところ、鍋の空炊きと判明、ガステーブルの火を止め火災に至らなかった。

共同住宅 非火災

 台所において居住者(94歳女性)が、調理中の鍋を点火放置したため内容物が焦げ、住宅用火災警報器が作動し、鳴動音に気付いた隣人等がコンロの火を消し、通報した。

 なお住宅用火災警報器作動中、居住者は隣室に居り、鳴動音には気付かなかった。

専用住宅 非火災  建物所有者(73歳)が、土鍋(直径約30cm)をガステーブルにかけて火をつけた後に倒れたため、土鍋が加熱され続けて内容物が焼損し、台所の壁面上方に設置してあった火災・都市ガス警報器(煙感知式)が作動した。

 隣人が警報器の鳴動音に気付き外に出ると、換気扇から煙が見え、焦げた臭いがしたため、119番通報した。

  出動した消防隊がガステーブルのスイッチを切り消火した。

専用住宅 非火災  90歳女性が台所にて手鍋でゆで卵を作るためガスコンロに火をかけたが、その場を離れて居間でテレビを見ているうち、うとうとしてしまった。

 しばらくして、鍋が空焚き状態となり卵が燻焼して煙が発生し、設置してあった住宅用火災警報器(煙式、ガス漏れ複合型)が作動した。その鳴動音に気付いた本人が台所に戻り、手鍋を流しの水道水で浸し消火した後、119番通報した。

 住宅用火災警報器の鳴動音に気付いた近隣の住人も駆け付けた。

共同住宅 ぼや

 社員寮2階居室から出火。火元者は72歳の男性。

 外出先(喫茶店)から会社事務所に戻った雇用主が住宅用火災警報器の鳴動音に気付き、事務所隣の社員寮を確認すると、2階に白煙を確認したため、粉末消火器で消火した。

 たばこの火の不始末により、布団の一部が焼損した。

 出火時は雇用主と共に外出しており、他の社員寮入居者も仕事に出掛け、社員寮はすべての居室が不在であった。

共同住宅 部分焼  共同住宅の1階に住む45歳女性が居室内でたばこを吸った後、吸殻が消えたことを確認しないまま外出、その後床上にあった可燃物に着火し火災が発生。

 2階に住む居住者が、住宅用火災警報器の鳴動音と煙の臭いに気付き1階に下りたところ、火元宅から白煙が出ているのを発見し、119番通報した。

※非火災:早期に住宅用火災警報器の警報音に気付いて、火災に至らなかったもの。

住宅用火災警報器に関するサイトを紹介します。

このページに関するお問い合わせ

消防本部 予防課

電話:0531-23-4074 ファクス:0531-23-0180

お問い合わせは専用フォームをご利用ください。