救急・応急手当
一刻を争う場面で覚えておきたい応急手当を掲載しています。
地域の人々と協力して救急活動を行おう
一刻を争う応急手当を、自分たちでできる範囲の中で、近所の人や自主防災組織と協力して行ってください。いつ、どこで突然のけがや病気におそわれるかわかりません。そのとき、落ち着いて傷病者の状況をよく観察し、その症状に適した応急手当をする事が大切です。
いざというときのために、覚えておきたい応急手当
骨折の疑いがあるとき
- 激しい痛みや腫れがあり、動かすことができない、変形が認められる、骨が飛びだしているなどの症状があるときは骨折が疑われます。
- 骨折の疑いがあるときは、骨折しているものとして手当をします。
- 変形している場合は、無理に元の形に戻してはいけません。
- そえ木をあてて局所の安静を保ちます。そえ木は、骨折部の上下の関節が固定できる長さのものを使用します。
これだけは注意!
- 捻挫や打ち身(打撲)程度と勝手に判断し、無理に動かそうとしない。
- 固定するときは、傷病者に知らせてから行い、顔色や表情を見ながら固定する。
やけどしたとき
- やけどした部分をできるだけ早く水道水などの流水で、痛みが和らぐまで冷やします。
- 衣類を着ている場合は、衣類ごと冷やします。
これだけは注意!
- 水ぶくれ(水疱)は傷口を保護する役割があるのでつぶさない。
- 広い範囲のやけどでは、長時間の冷却によって体全体が冷えてしまう可能性があるので、10分以上の冷却は避ける。
出血したとき(止血法)
- 傷口に清潔なガーゼやハンカチなどを重ねてあて、強く圧迫します。
これだけは注意!
- 感染予防のため血液に直接触れないように、できるだけビニール手袋やビニール袋を使用する。
- 傷口が土や砂などで汚れている場合は、水道水などで洗い流す。
倒れたとき
- 傷病者の肩をやさしくたたきながら、「大丈夫ですか」又は「もしもし」と大声で呼び掛けて、反応があるかないかを見る。
- 反応が無かったら、大声で助けを呼び、119番通報とAEDの手配を依頼します。
- 胸とおなかの動きをよく見て呼吸を確認します。
- 普段どおりの呼吸が無ければ心肺蘇生法を行います。
- 普段どおりの呼吸があれば傷病者を横向きに寝かせます。
- 反応があれば、傷病者にとって楽な姿勢をとらせ、衣服やベルトをゆるめます。
これだけは注意!
- 傷病者に近寄る前には、周囲の安全を確認し、自分の安全を確保してから近づくようにする。
- 首が痛い、手足がしびれるなどの症状がある場合は、首を痛めている可能性があるので頭を両手で支えて、首が動かないようにする。
こんなときはすぐに119番
総務省消防庁ホームページで、「救急車利用マニュアル」がご覧いただけます。
学ぼう!心肺蘇生法
消防署では、心肺蘇生法を学ぶ講習会を開催しています。お気軽にお問い合わせください。
心肺蘇生法の手順をまとめたリーフレットがダウンロードできます。
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