救急・応急手当

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ページ番号1000698  更新日 2024年3月26日

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一刻を争う場面で覚えておきたい応急手当を掲載しています。

地域の人々と協力して救急活動を行おう

写真:女性が男の子の腕に包帯を巻いている

一刻を争う応急手当を、自分たちでできる範囲の中で、近所の人や自主防災組織と協力して行ってください。いつ、どこで突然のけがや病気におそわれるかわかりません。そのとき、落ち着いて傷病者の状況をよく観察し、その症状に適した応急手当をする事が大切です。

いざというときのために、覚えておきたい応急手当

骨折の疑いがあるとき

  • 激しい痛みや腫れがあり、動かすことができない、変形が認められる、骨が飛びだしているなどの症状があるときは骨折が疑われます。
  • 骨折の疑いがあるときは、骨折しているものとして手当をします。
  • 変形している場合は、無理に元の形に戻してはいけません。
  • そえ木をあてて局所の安静を保ちます。そえ木は、骨折部の上下の関節が固定できる長さのものを使用します。

これだけは注意!

  • 捻挫や打ち身(打撲)程度と勝手に判断し、無理に動かそうとしない。
  • 固定するときは、傷病者に知らせてから行い、顔色や表情を見ながら固定する。

やけどしたとき

  • やけどした部分をできるだけ早く水道水などの流水で、痛みが和らぐまで冷やします。
  • 衣類を着ている場合は、衣類ごと冷やします。

これだけは注意!

  • 水ぶくれ(水疱)は傷口を保護する役割があるのでつぶさない。
  • 広い範囲のやけどでは、長時間の冷却によって体全体が冷えてしまう可能性があるので、10分以上の冷却は避ける。

出血したとき(止血法)

  • 傷口に清潔なガーゼやハンカチなどを重ねてあて、強く圧迫します。

これだけは注意!

  • 感染予防のため血液に直接触れないように、できるだけビニール手袋やビニール袋を使用する。
  • 傷口が土や砂などで汚れている場合は、水道水などで洗い流す。

倒れたとき

  • 傷病者の肩をやさしくたたきながら、「大丈夫ですか」又は「もしもし」と大声で呼び掛けて、反応があるかないかを見る。
  • 反応が無かったら、大声で助けを呼び、119番通報とAEDの手配を依頼します。
  • 胸とおなかの動きをよく見て呼吸を確認します。
  • 普段どおりの呼吸が無ければ心肺蘇生法を行います。
  • 普段どおりの呼吸があれば傷病者を横向きに寝かせます。
  • 反応があれば、傷病者にとって楽な姿勢をとらせ、衣服やベルトをゆるめます。

これだけは注意!

  • 傷病者に近寄る前には、周囲の安全を確認し、自分の安全を確保してから近づくようにする。
  • 首が痛い、手足がしびれるなどの症状がある場合は、首を痛めている可能性があるので頭を両手で支えて、首が動かないようにする。

こんなときはすぐに119番

総務省消防庁ホームページで、「救急車利用マニュアル」がご覧いただけます。

学ぼう!心肺蘇生法

消防署では、心肺蘇生法を学ぶ講習会を開催しています。お気軽にお問い合わせください。

心肺蘇生法の手順をまとめたリーフレットがダウンロードできます。

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このページに関するお問い合わせ

消防本部 田原市消防署
電話:0531-23-4075 ファクス:0531-23-2440
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