みんなで減らそう食品ロス

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ページ番号1009097  更新日 2024年2月9日

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食品ロスとは

 食品ロスとは、「まだ食べられるのに捨てられてしまう食品」のことです。
 日本では年間約523万トンもの食品ロスが発生しており、事業活動からは約279万トン、家庭生活からは244万トンと推計されています。(農林水産省・環境省/令和3年度推計値)

食品ロス

もったいない!みんなで減らそう食品ロス

 食品ロスの量を国民1人当たりに換算すると、毎日おにぎり1個分(約114g)の食べ物が捨てられていることになります。日本は食料自給率が38%で食料の多くを海外からの輸入に頼っている一方で、多くの食料・食品を捨てているということになります。もったいないと思いませんか?
 この課題は、市民一人ひとりが自分事として捉えることが重要です。
 食品ロスの削減には、食品を取り扱う事業者や自治体の取組はもちろんですが、私たち一人ひとりが、日本の大切な文化である「もったいない」の心を大切に、できること身近なことから取り組みましょう。

田原市が推進している取組

3ない運動(家庭でできる取組)

 食品ロスの削減に大切なことは、「買い過ぎない!作り過ぎない!食べ残さない!」の「3ない運動」です。ご家庭でできる取組として、ご協力をお願いします。

○食材を買うときは、必要なときに必要な分を買いましょう
○すぐに使う予定があれば、手前に陳列された商品を取りましょう(てまえどり)
○冷蔵庫の食材の在庫と、消費期限および賞味期限を確認しましょう
○消費期限、賞味期限内に食べきれる量を作りましょう
○外食の際は食べきれる量を注文したり、食べきれなかった場合は可能であれば持ち帰りましょう

水きり(家庭でできる取組)

 生ごみを出すときは、水気を切りましょう。生ごみの約8割は水分で、「水きり」をするだけで生ごみの量を減らせます。
ごみ出しも軽くなるほか、生ごみの臭いも抑えられます。ご家庭でできる取組として、ご協力をお願いします。
 また、ごみの量や水気が減ることで、ごみの運搬・焼却効率が上がり、二酸化炭素の削減にもつながります。

○濡らさない
 野菜のヘタなど使えない部分は洗う前に切り落とす
○しぼる
 水きりネットや三角コーナー等の水きりグッズを活用して「ぎゅうっ」と、しぼる
○乾燥させる
 コーヒーカスやお茶殻、果物の皮等は、乾燥させてから出すと効果的

(ごみ分別動画)

水切り

賞味期限と消費期限の違いを正しく理解(家庭でできる取組)

「賞味期限」は、おいしく食べることができる期限
○期限を過ぎても食べられないわけではありません
○袋や容器を開けないままで書かれた保存方法を守って保存していた場合の期限で、消費期限に比べて、日持ちする食品に表示されています
○一度袋を開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べましょう
○賞味期限の過ぎた食品については、見た目や臭いなどで個別に判断しましょう

「消費期限」は、安心して食べることができる期限
○期限を過ぎたら食べない方が安全です
○袋や容器を開けないままで書かれた保存方法を守って保存した場合の期限で、傷みやすい食品に表示されています

使い切りレシピの参考(家庭でできる取組)

 食材の使いきりレシピが数多く紹介されています。参考にしていただいて、美味しく食品ロスを減らしましょう。

残さず食べよう!30・10運動(宴会時にできる取組)

 「30・10運動」は、宴会時の食べ残しを減らす取組です。乾杯後30分間は席を立たずに料理を楽しみ、お開き10分前になったら自分の席に戻り料理を食べきりましょう。

もったいない食品ロス削減ポスターコンクール

 田原市では、市民一人ひとりが食品ロスを「自分事」として考えるきっかけにするとともに、食品ロスの削減の意識の向上および行動変容を促すことを目的として、「もったいない食品ロス削減ポスターコンクール」を実施しています。
 受賞作品はごみ収集車両にラッピングし、日常のごみ収集と併せて食品ロス削減の啓発に取り組んでいます。

2023最優秀賞

生ごみ処理容器の活用(家庭でできる取組)

 期限切れの食品廃棄や過剰除去を減らす有効な方法の一つとして、堆肥の作成があります。
 田原市では、家庭用生ごみ処理容器(コンポスト・電気式処理機)の購入に対する補助金制度があります。
 下記のページからご確認ください。

食品ロスの削減についてもっと知りたい

関連した取組(愛知県の取組) 

 愛知県では、脱炭素・循環型ライフスタイルへの転換や行動変容を促すため、飲食店での食べ残しゼロやフードバンク等への寄付などの環境配慮行動に対して、愛知県独自のポイント「あいちエコアクション・ポイント」を発行しています。
 エコアクションを実施してポイントを集めましょう。

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このページに関するお問い合わせ

市民環境部 廃棄物対策課
電話:0531-23-3538 ファクス:0531-23-1832
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。