緊急地震速報
地震による強い揺れを事前(数秒~数十秒前)にお知らせするシステムです。
仕組み
地震の揺れは、震源から波紋のように波(地震波)として伝わっていきます。この地震波は、主にP波(初期微動)とS波(主要動)の2種類あります。最初にP波が伝わり、次に強い揺れのS波が伝わります。この伝搬速度差を利用して、震源に近い地点におけるP波の観測に基づいて、後から来るS波を予測し、震源からある程度以上離れた地点に対して、その到達前に地震速報を発表することができるのです。
田原市では、保育園、小学校、中学校、市民館など全ての公共施設に緊急地震速報を設置しています。
地震波が伝わる速さ
- P波:秒速約7キロメートル
- S波:秒速約4キロメートル
震源に近い場所では、緊急地震速報が間に合わないことがあります。
どうやって知るの?
震度5弱以上の揺れが推定される場合に、テレビやラジオを通じて情報が提供されます。
適切な行動を
緊急地震速報を見たり聞いたりしたときは、あわてずに、まず身の安全を確保しましょう。強い揺れが来るまでの時間は短いので、欲張ってはいけません。料理をしているときや寝ているときなどを思い浮かべ、行動パターンを事前に確認しておくことが大切です。
心得
- 頭を保護し、机の下などに隠れる
- あわてて外に飛び出さない
- その場で火が消せるときは火を消す。火元から離れているときは無理して消火しない
- 塀から離れる
- 落ちてくるものに注意する
- 自動車を運転中のときは、あわててブレーキをかけないで、ハザードランプをつけてゆっくり減速する
防災行政無線を用いた緊急地震速報訓練について
毎年、初夏から梅雨明け頃と11月5日頃に防災行政無線を実際に使用した緊急地震速報の訓練放送が行われます。
訓練内容については下のHPリンクからそれぞれご覧ください。
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このページに関するお問い合わせ
防災局 防災対策課
電話:0531-23-3548 ファクス:0531-23-0180
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