性の多様性について

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ページ番号1009419  更新日 2024年2月19日

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近年、テレビやSNSなどで「LGBTQ+」という言葉を目にするようになりました。
一般的に性と聞くと、身体の特徴から判断される「男性」「女性」をイメージすることが多いかもしれません。
しかし、性のあり方(セクシャリティ)は多様で、次の4つの要素から構成されると考えられています。

性のあり方を構成する4つの要素

からだの性 身体の特徴から判断される性
こころの性(性自認) 自分の性をどのように感じるか
好きになる性(性的指向) どの性を恋愛の対象とするか
表現する性 言葉遣いや振る舞い、服装などで表現したい性

これらの4つの要素は、それぞれ「男性」「女性」ではっきりと分けられるものではないことから、「性のあり方はグラデーション」と表現されます。4つの要素の組み合わせは様々で、自分の性のあり方は、多様な性のあり方の一つとして捉えましょう。

LGBTQ+

L(レズビアン) 女性を好きになる女性
G(ゲイ) 男性を好きになる男性
B(バイセクシュアル) 異性も同性も好きになる人
T(トランスジェンダー) からだとこころの性が一致しない人
Q(クエスチョニング) こころの性や好きになる性が男性・女性か決めていない・分からない人
+(プラス)

他の多様な性のあり方

LGBTQ+とは、セクシャルマイノリティ(性的少数者)を表す総称の1つです。
外見だけではセクシャルマイノリティか判断できないため、自分の周りにはいないと思われがちですが、約11人に1人がLGBTQ+という調査結果が出ています。(電通ダイバーシティ・ラボ「LGBTQ+調査2020」)
差別や偏見を恐れて当事者が打ち明けていない場合も多いです。
身近にセクシャルマイノリティはいないと決めつけず、相手の性を尊重し、性の多様性を理解することが大切です。

SOGI(ソジ・ソギ)

SOGIとは、性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)の頭文字をとった言葉です。
性的指向や性自認(SOGI)は、セクシャルマイノリティだけではなく、誰もが持っているものです。
みんなが多様な性の当事者であることを示す言葉として用いられています。

カミングアウト

カミングアウトとは、自分の性的指向や性自認を他の人に打ち明けることです。
カミングアウトを受けた場合は、相手が勇気を出して話してくれていることを理解し、肯定的に受け止めましょう。
また、必要に応じて、他の人にもカミングアウトしているか、誰に伝えても大丈夫かなどを確認しましょう。

アウティング

アウティングとは、本人の許可なく性的指向や性自認を第三者に伝えることです。悪気はなくてもプライバシーの侵害にあたります。アウティングを避けるため、「誰に伝えているか」や「誰に伝えて良いか」かなどを確認し、それを尊重することが大切です。

性の多様性に関する相談機関

○詳細につきましては、各相談先のリンクからご確認ください。

   0120-279-338(音声ガイダンス4番:性別の違和や同性愛などに関わる相談)
   *24時間通話無料

   【電話】0120-51-9181
   【LINE】リンクよりご確認ください。
   *毎月第1月曜日(電話・LINE共通)19時〜22時(LINEの受付は21時まで)

   LINEアカウントについてはリンクよりご確認ください。
   *毎週火・木・土曜日 19時〜22時

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