第2次田原市地域公共交通戦略計画を策定
第2次田原市地域公共交通戦略計画(地域公共交通網形成計画)
田原市では、地域の公共交通に関する施策を総合的かつ計画的に実施するため「第2次田原市地域公共交通戦略計画(地域公共交通網形成計画)」を策定しています。
第2次田原市地域公共交通戦略計画の基本方針・概要
公共交通によって実現しようとする地域の将来像・取組姿勢・公共交通の目標を定めました。
(将来像)
だれもが安心して移動できるまち
(取組姿勢)
協働で“つくり・守り・育てる”公共交通網
(全体目標)
まちづくりの基盤となる公共交通の確立
(実現目標)
多様な移動ニーズに対応する公共交通の実現
・移動の安全性向上、移動手段の選択肢拡大
まちづくりを促進し、まちの魅力を高める公共交通の実現
・定住人口維持・交流拡大、都市形成推進・都市機能維持向上、地域課題の解消、地域活力の向上
市民の幸福に貢献する公共交通の実現
・潤い豊かな暮らし方の実現
将来像・取組姿勢・公共交通の目標を実現する公共交通網を形成するため、移動手段の役割分担・連携の方針、公共交通確保の取組方針、役割に応じた公共交通(各モード)の運行方針を定めました。
(移動手段の役割分担・連携の方針(総合確保方針))
本市の公共交通網は、「幹線乗合交通(渥美線、伊良湖本線・支線、伊勢湾フェリー等)」を基軸とし、その範囲外を「コミュニティ乗合交通(ぐるりんバス、地域乗合タクシー)」「有償パーソナル交通(タクシー、福祉有償運送、貸切バス等)」 「政策交通(市街地バス、スクールバス等)」が順次補完(役割分担・連携)します。さらに、これらを地域の助け合い活動や企業送迎等が補うことで市民等の移動を確保します。
(公共交通確保の取組方針(総合取組方針))
公共交通によるまちづくりの推進を目指し、市民・地域・事業者・行政等が協働しながら、運行内容・利用環境等の改善による公共交通の利便性・有効性の向上を図ります。
市が取りまとめ役となって、行政・交通事業者・地域・市民等がそれぞれの役割を分担・連携する協働体制を構築します。
計画期間
平成26年度~平成34年度
関係者との協議
(現況把握(調査事業))
第1次戦略計画の改訂に先立ち、平成24年度に田原市地域公共交通確保維持改善に関する調査事業(全世帯アンケート、公共交通不便地域ヒアリング、各交通モード利用実態調査等)を実施し、公共交通の現況・課題を把握しました。
(検討組織等)
田原市地域公共交通会議の分科会として、平成24年8月に「田原市地域公共交通戦略計画等検討会」を設置し、全世帯アンケート等の詳細調査を実施しながら現状・課題を把握し、計画改訂原案を作成しました(全8回の協議)。なお、計画改訂原案の作成にあたっては、パブリックコメントや関係者説明会等で意見を求めました。
検討会からの報告を受けて、平成26年6月、田原市地域公共交通会議において戦略計画の改訂を決定しました。
また、平成27年3月、田原市地域公共交通会議において第2次戦略計画の地域公共交通網形成計画への位置付けについて協議を行い、公共交通網形成計画として一部改訂を行いました。
(平成31年3月に一部見直しを実施)
平成27年10月にコミュニティバスを再編して運行した結果として、新たに生じた課題を整理し対応していくことや平成28年3月に「改訂版 田原市都市計画マスタープラン」が策定されたことに伴い、都市形成方針等について変更を行うため、田原市地域公共交通会議で協議を行い、平成31年3月に一部見直しを行いました。
計画書
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