天然記念物 シデコブシ開花状況(2025)
天然記念物 シデコブシ
開花状況(2025)
2025年の開花状況のお知らせは、4月16日で終了しました。
来年度も、たくさんの方にシデコブシを楽しんでいたただけるよう、保全を継続します。
たくさんのお問い合わせ、写真・情報提供をありがとうございました。
__________________________________________________
シデコブシは、モクレン科に属する落葉小喬木で、本市でみられるシデコブシは、高さ2~3mに生長します。
湿地を好み3月中旬から4月初旬頃、白ないしピンク色の花をつけます。
その分布は非常に限られており、愛知県や岐阜県、三重県の主に伊勢湾周辺にのみ自生し、ほかの地域ではほとんどみられません。
市内には、天然記念物に指定されているシデコブシ自生地の群落が4か所あります。
__________________________________________________
シデコブシは分布が限られる貴重な植物です。シデコブシの枝を折ったり、傷つけたりしないでください。
-
植物保護のため、園路など決められた場所以外は立入禁止です。
-
指定地内で環境をかえること、樹木草花の採取は法律等により禁止されています。
-
アクセスは、下記「たはらのシデコブシ」をご覧ください。
花芽の膨らみ |
咲きはじめ |
満 開 |
散りはじめ |
見頃終了 |
|
---|---|---|---|---|---|
椛(なぐさ)のシデコブシ自生地 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
伊川津のシデコブシ |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
黒河湿地植物群落 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
藤七原湿地植物群落 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
※気温や降水などによって開花の時期が前後します。
令和7年4月16日(水曜日)

1週間前には花の盛りだったとは思えないほど、葉に入れ替わりました。

シデコブシから出てきた葉が青々としています。
令和7年4月14日(月曜日)

シデコブシから新緑が出そろい、花はほとんど見当たりません。

先週末まで一株だけ遅れ咲きのシデコブシが花盛りとなっていましたが、この数日の風雨で花はすっかりくたびれました。
令和7年4月9日(水曜日)

遅れ咲きの花が残っていますが、全体には散りつつあります。

見ごろが続いています。

ちらほらと花が残っていますが、ほぼ葉に入れ替わりつつあります。

樹木によっては花が残っています。
令和7年4月3日(木曜日)

花はまだまだ楽しめますが、少し葉が出てきました。

まさに見ごろを迎え、近くの桜と競演しています。

少し花びらが散り始めました。

先週とは違うシデコブシの木が花を咲かせています。

花が少し散り始めましたが、まだまだこれから咲こうというつぼみがいくつもありました。
令和7年3月27日(木曜日)

この数日で一気に花が咲き、見頃となりました。

日当たりのよいところから花が咲き始めています。
令和7年3月26日(水曜日)

すっかり見ごろになりました。

木道から少し離れたシデコブシがきれいに咲いているため、双眼鏡などを持っていくといいかもしれません。

花が見ごろを迎えています。
令和7年3月23日(日曜日)

一株だけ、花を咲かせ始めました。

その他の株の多くは、花芽かつぼみ、花の開き始めといったところです。

日当たりのよいところにあるシデコブシのつぼみがほころんできています。

開花しつつあります。多くの花びらがヒヨドリに食べられてしまっているのですが、水辺の真上にある枝に咲く花は生き残っています。

黒河湿地でシデコブシの花を探すときは、水辺のあるところを当たってみてください。

開花が始まっています。咲く花が増えてきて、ヒヨドリが食べきれずに残ったものが美しい姿を見せているようです。
令和7年3月18日(火曜日)

花芽の毛皮の袋が少しふくらんできました。

花芽が緑色を帯びてきました

花芽がほころんで花びらが見えるものが出てきました。ヒヨドリに食べられているものがいくつもあるのが気がかりです。

花芽が緑色になってきました。ただ、花芽からのぞいた花びらが食べられてしまっているのか気になります。
令和7年3月12日(水曜日)

花芽が緑色を帯び、ふくらんできました。

花芽から花弁がのぞくものがわずかに出てきました。

少し花芽が膨らんできました。今日の雨で濡れそぼっています。

花芽がほころんで花弁をのぞかせているものが少し見つかりました。
令和7年3月1日(土曜日)

花芽は毛皮にくるまれた状態です。
令和7年2月27日(木曜日)

令和6年2月25日(火曜日)


花芽はまだまだ固い状態でした。
シデコブシについている花芽が少なめなように見受けられます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
椛(なぐさ)のシデコブシ自生地
国指定文化財 天然記念物 椛のシデコブシ自生地(昭和45年6月19日指定)
椛のシデコブシ自生地は、広大な湧水湿地上に形成され、約200株が自制しておりシデコブシの自生地として代表的なものとなっています。自生地内には、ほかにミズゴケ、ショウゾウバカマ、サワシロギク、アブラガヤなどの湿地植物も見られます。
※散策路は整備されていませんので、通行にはご注意ください。
※周辺で豊川用水の工事が行われています。通行にはご注意ください。
伊川津のシデコブシ
愛知県指定文化財 天然記念物 伊川津のシデコブシ(昭和42年10月30日指定)
椛のシデコブシとともに、県下でも有数のシデコブシの自生地となっています。
※周辺で豊川用水の工事が行われています。通行にはご注意ください。
黒河湿地植物群落
県指定文化財 天然記念物 黒河湿地植物群落(昭和46年2月8日指定)
シデコブシ・シラタマホシクサなどこの地域に特徴的な湿地植物が見られます。特に寒冷地植物のヤチヤナギの生育地としては貴重です。ハッチョウトンボなどの動物が生息しています。このような湿地が低地にあるのは珍しいです。
藤七原湿地植物群落
田原市指定文化財 天然記念物 藤七原湿地植物群落(平成3年3月22日指定)
シデコブシの群生地として有数の規模を誇っています。その株数は1500余株を数え、シデコブシだけでなく貴重な湿地植物も分布しています。
関連情報
PDF形式のファイルをご利用になるには、「Adobe(R) Reader」が必要です。お持ちでない方は、Adobeのサイトからダウンロード(無償)してください。Adobeのサイトへ新しいウィンドウでリンクします。
このページに関するお問い合わせ
教育部 文化財課
電話:0531-22-1720 ファクス:0531-22-2028
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。