天然記念物 シデコブシ開花状況(2021)
天然記念物 シデコブシ
開花状況(2021)
2021年の開花状況のお知らせは、3月4日~3月30日で終了しました。
来年度も、たくさんの方にシデコブシを楽しんでいたただけるよう、保全を継続します。たくさんのお問合せをありがとうございました。
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シデコブシは、モクレン科に属する落葉小喬木で、高さ2~3mに達します。湿地を好み3月中旬から4月初旬頃、白ないしピンク色の花をつけます。
その分布は非常に限られており、愛知県や岐阜県、三重県の主に伊勢湾周辺にのみ自生し、ほかの地域ではほとんどみられません。
市内には、天然記念物に指定されているシデコブシ自生地の群落が4か所あります。
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植物保護のため、園路など決められた場所以外は立入禁止です。
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指定地内で環境をかえること、樹木草花の採取は法律により禁止されています。
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アクセスは、下記「たはらのシデコブシ」をご覧ください。
つぼみの膨らみ |
咲きはじめ |
満 開 |
散りはじめ |
見頃終了 | |
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椛(なぐさ)のシデコブシ自生地 |
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黒河湿地植物群落 |
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一部 |
一部 |
一部 |
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伊川津のシデコブシ |
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藤七原湿地植物群落 |
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3月30日(火)伊川津のシデコブシ
満開を過ぎましたが、花はまだ咲いています。後から咲き始めた桜は、先に散ってしまいました。
3月30日(火) 藤七原湿地植物群落
椛のシデコブシと同様、花はすっかり落ちてしまいました。
3月30日(火) 椛のシデコブシ
一部花が咲いています。前週の雨で、満開だった花はすっかり落ちてしまいました。
3月24日(火) 藤七原湿地(1枚目)
週末の雨と風のせいか、先週末に見頃だった木は、散り始めています。木道の散策路沿いに1本、木道から遠いところにはまだ咲いている花があります。花は散り始めですが、この湿地は木道以外にも砂利の散策路があり、上道ともつながっているため、トレッキングで数組の方が来場していました。
3月24日(火) 藤七原湿地(2枚目)
4か所の湿地の中で、一番最初に咲いた木の花はすべて落ちていました。天気の影響もありますが、シデコブシの花が楽しめるのは、開花から20日程度くらいのようです。
3月22日(月) 伊川津のシデコブシ
開花の遅かった伊川津ですが、何本かの木の花が咲き、見頃となりました。シデコブシは道から離れたところに自生しているのですが、手前にある桜の開花もちかそうで、両方の花を楽しめそうです。
3月22日(月) 椛のシデコブシ
前日(3月21日)の風と雨の影響が心配でしたが、花は残っており、見頃です。
3月17日(水) 椛のシデコブシ(1枚目)
3月9日に開花をしたものが、満開となっていました。奥のほうの大きなシデコブシが開花をはじめています。
3月17日(水) 椛のシデコブシ(2枚目)
1枚目のシデコブシは、この先です。この自生地は、足場が悪く、細い橋(板)を通るの箇所もあるので、滑らない靴・よごれてもよい靴がおすすめです。
3月17日 黒河湿地植物群落(1枚目)
やっと、開花を確認しました。つぼみの段階で食べられてしまったものが多いようで、開花が確認できるのは2-3本です。
3月17日(水)黒河湿地植物群落(2枚目)
全体の様子です。シデコブシを毎年見にくるというお客さんも、「今年は残念」「見ごろはまだだね」と言っていました。
3月17日(水) 藤七原湿地植物群落(1枚目)
藤七原湿地では、白・ピンク・濃ピンクなど、いろいろな色のシデコブシを近くで見ることができます。蔵王山にとセットで訪問している方が多いようです。
3月17日(水) 藤七原湿地植物群落(2枚目)
奥のほうの大きなシデコブシが開花をはじめています。散策路を進むと、木道から砂利に道が変わります。足場は悪いですが、そちらにもシデコブシが咲いています。
3月17日(水) 伊川津のシデコブシ
一番奥に、3月9日に開花したシデコブシがあります。全体的には、まだまだです。
3月11日 藤七原湿地植物群落(1枚目)
一番最初に咲いた木以外にも、しっかりと開いている花のある木が何本かありました。大きな木ではありませんが、散策路の近くにある木もあり、観察や撮影に適しています。
3月11日(木) 藤七原湿地植物群落(2枚目)
散策路から、白、ピンク、濃ピンクなど、さまざまな色のシデコブシを確認できます。今日現在で、4か所のうち、一番咲いている花が多いのはこの場所です。
【推測】4か所とも、まだつぼみの木が多数あるので、3月中下旬でも花は楽しめそうです。
3月11日(木)黒河湿地植物群落(1枚目)
つぼみはありますが、花は食べられてしまっているようで、開花しているものは確認できませんでした。
3月11日(木)黒河湿地植物群落(2枚目)
3月9日(火)椛のシデコブシ (1枚目)
開花を確認しました。この木は花も大きく、ほかのつぼみの開花も進んでいます。今日現在で、4か所のうち、開花を一番近くで見られるのはこの木です。場所は、自生地の左奥です。
3月9日(火)椛のシデコブシ (2枚目)
全体的には、まだつぼみのものが多いです。
3月9日(火)伊川津のシデコブシ (1枚目)
開花が確認できるのは、一番山側の木のみです。つぼみは小さめです。
3月9日(火)伊川津のシデコブシ (2枚目)
全体的には、まだつぼみのものが多いです。
3月7日(日)藤七原植物群落
3月4日に開花を確認した木は、たくさんの花が咲いてきました。この木は湿地にはいってすぐそばにあります。湿地の奥にあるそのほかのシデコブシも少しずつ開花がはじまっています。
3月6日(土)伊川津のシデコブシ
小さな花ですが一輪の開花を確認しました。つぼみも小さいものが多いです。
3月4日(木)藤七原湿地植物群落
1輪の開花を確認しました。つぼみの膨らんだものが数本あります。4か所の中で、一番開花が進んでいます。
3月3日(水)黒河湿地植物群落
散策路沿いに1~5輪、つぼみの膨らみを確認しました。ヒヨドリに食べられたのか、つぼみの欠けたものもありました。
3月3日 伊川津のシデコブシ
つぼみはほんとど膨らんでいません。
3月3日(水)椛のシデコブシ
つぼみの膨らみを確認しました。
参考資料
関連情報
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