花き類
輪菊・スプレーマム
日本一の生産地
輪菊は、昭和20年代から栽培がはじまり、露地、施設において徐々に普及していきました。現在では、施設による周年栽培により、1年を通じて計画的に生産出荷されています。出荷量は令和3年産で234,691千本と、全国一の出荷量を誇っています。
華やかで洋花ともアレンジができるフルブルームタイプの菊や、カラーリングマムなどの生産にも取り組んでいます。また、菊の電照風景は、秋の渥美半島の夜を美しく彩り、田原市の観光の一役を担っています。
バラ
近代技術を使った生産
バラは、消費者ニーズの多様化にともない、多種多様な色や形の品種を栽培しています。ほとんどがロックウール栽培で行われており、肥料、温度管理等近代的な技術が活かされた中で生産されています。
カーネーション
ふれあいの花
カーネーションは、母の日に贈られる花として有名です。田原市では昭和54年から新農業構造改善事業により、カーネーション団地としての施設栽培が行われています。スタンダード、スプレータイプと多様な品種が栽培されています。
洋花
色とりどりの花たち
生活文化および消費者ニーズの変化により、花の需要も大きく変わってきました。それにともない、田原市内では多種多様な洋花を栽培する農家が増えてきました。今まで栽培されてきた、カスミ草、ストック、ガーベラ、トルコキキョウ、アルストロメリア、グロリオサ、スイートピー等に加え、数多くの外来品種が市内各地区で栽培されています。
観葉・鉢花
心を癒すバラエティーに富んだ仲間たち
観葉・鉢物は、家庭内での消費に限らず、オフィスや店舗のインテリアとしても需要が高く、年間を通じて人々の生活に欠かせない存在です。近年ではフラワーバレンタイン等、新しい物日による消費の機会も増えています。
田原市は、愛知県下でも有数の産地であり、面積・生産者数・売上金額とともに県下1位となっています。栽培されているものは、ハイビスカスやシクラメン等の鉢花をはじめ、観葉植物、蘭、苗物、多肉植物等、多種多様です。中でもアジサイは、「母の日」の贈り物として人気が高く、5月に向けて出荷最盛期を迎えます。
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