ALT(外国語指導助手)の歴史と活動

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ページ番号1001575  更新日 2024年1月10日

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ALTの歴史と活動

JETプログラム

国際交流、国際協力など「国際」という言葉が盛んに使われるようになった昭和60年代。 地域それぞれで国際化を進めようと、地方自治体と自治省、文部省、外務省が協力し、昭和62年度にJETプログラムが始まりました。 JETプログラムとは、語学指導などを行うとともに、住民の皆さんと交流を図るため、地方自治体に外国人を招致するプログラムのことです。

田原市のALT

田原市は、昭和63年度からこのプログラムに参加しました。 愛知県の市町村としては、尾西市とともに初めて。 米国ケンタッキー州ジョージタウン市と姉妹都市提携する2年前のことです。
最初のALTが来町したのは、昭和63年8月。 この後、ALTは間をあけることなく来町しています。

姉妹都市提携

平成2年のジョージタウン市との姉妹都市提携後、 田原市教育委員会は、ジョージタウン市出身のALT採用者がいれば、最優先で田原市に配属するよう、県などに要望し続けました。 その希望がかなったのは、平成6年8月に来日した5人目のALT。 その後も、同市内にあるジョージタウン大学の卒業生など、姉妹都市に関係のあるALTが田原市に来ています。

姉妹都市交流でALTを招致

平成7年度からは、姉妹都市交流の一環として田原市教育委員会がジョージタウン大学から独自にALTを招致。 同大学長の推薦を受けたALTは、平成7年4月に来町しました。 この年からALTは2人体制になりました。

小学校で英語活動スタート

平成9年度から試験的に行っていた小学校での英語活動が平成10年10月から本格的にスタート。これに伴い、平成10年10月にALTを1人増員してALT3人体制に、そして、このうち1人を小学校英語活動の担当としました。ALT3人のうち、1人はJETプログラムから、2人は姉妹都市交流によるジョージタウン大学の卒業生でした。その後、JETプログラムからのALTを増員しましたが、平成19年からは減員するようになり、代わりに民間派遣のALTを増員することになりました。

田原市の人口の約3分の1

昭和63年から平成13年で、ALTが教えた中学生は約8000人、小学生は約4000人の合わせて約1万2000人。 田原市の人口の約3分の1がALTから英語を教わったことになります。

国際教育に活躍

現在は、姉妹都市交流および民間派遣のALTが活躍しています。姉妹都市のALTは小・中学校の授業に支障のない範囲で地域やTIA(たはら国際交流協会)の行事に参加するなど、国際教育に貢献しています。

このページに関するお問い合わせ

教育部 学校教育課
電話:0531-23-3679 ファクス:0531-22-3811
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。