令和元年(平成31年) 市長あいさつ要旨

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ページ番号1006124  更新日 2019年11月29日

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令和元年(平成31年)

11月定例記者会見(令和元年11月26日)

中部・北陸実業団対抗駅伝競走大会を終えて

11月17日に開催された第59回中部、第49回北陸実業団対抗駅伝競走大会のことについてお話ししたいと思います。田原市での開催は8回目となった今大会ですが、地元トヨタ自動車が6連覇を達成しました。
トヨタ自動車の服部勇馬選手は、MGCが終わった段階で、佐藤監督と東京五輪男子マラソンの出場権の獲得を報告に来てくださいました。その際、佐藤監督から東京五輪の半年前のニューイヤー駅伝には出場するが、中部実業団駅伝を走るかわからないと言っていました。
服部選手は最終走者(7区)として、帽子やサングラスをせずに走ったのですが、「しっかりと顔を見せることで、応援してくれた田原市民の皆さんへのお礼と恩返しがしたい。」との思いがあったことを佐藤監督や服部選手本人から聞き、非常に嬉しく思いました。
また、1月1日にはニューイヤー駅伝を走りますが、そのあとの東京五輪のマラソン競技は、8月9日に北海道札幌市で開催することが決定しています。どこで調子を合わせるかは、私達には分からないアスリートの考えがあると思いますが、トヨタ自動車も4年ぶりの優勝を狙っているので、私もニューイヤー駅伝大会の応援へ行きたいと思っています。

10月定例記者会見(令和元年10月25日)

変わり目に想う

10月12日、渥美半島に最接近した台風19号は、奇跡的に愛知県での被害が少なかったのですが、大雨が長時間にわたり降ったことで、広範囲で河川の決壊や氾濫等、甚大な被害が発生しました。被害に遭われた方には心からお見舞い申し上げます。近年、台風が非常に大きく、いくつも発生するようになり、私たち市町村はこれからも対策を考え、自然災害と向き合う覚悟が必要との思いを強くしました。
10月22日には、即位礼正殿の儀が挙行され、令和の新しい時代に変わり、世の中の節目を感じました。
また、もう一つ私たちにとっては大きなことですが、10月6日と10月20日に豊川市長選挙と蒲郡市長選挙があり、この二市とも新しい市長が誕生しました。これまでも私たち8市町村の首長は、広域連合を含め、東三河のための様々な話し合いをしてきましたが、やはりメンバーが変わればいろいろな意見も出てくると思います。これからも新しいメンバーと一緒に手を携えて、東三河地域の課題解決に取り組んでいきたいと感じました。

 

9月定例記者会見(令和元年9月25日)

地元ゆかりの五輪選手誕生!

9月の定例議会も昨日閉会しました。これからの季節、田原市ではいろいろなイベントが行われますので、また取材につきましてもよろしくお願いしたいと思います。
さて、この9月15日に、東京オリンピック出場権獲得をかけた大会であるマラソングランドチャンピオンシップ「MGC」が行われ、トヨタ自動車の服部勇馬選手が2位になり、田原からオリンピック選手が出るという非常に嬉しい結果となりました。トヨタ自動車からは、藤本選手、宮脇選手、堀尾選手と服部選手の4選手が出場し、服部選手が2位という結果でオリンピック出場権を獲得したことは、市民の皆さんも非常に嬉しいと思います。もちろん私も非常に喜んでおります。
昨日、トヨタ自動車へ出向いたところ、佐藤監督もお見えになりいろいろな話をして来ました。選手の皆さんは体調管理がとても大切ということを伺いました。また、優勝した中村選手、2位の服部選手、3位の大迫選手が、偶然、一緒にアメリカの同じ町でトレーニングをしていたという話を聞き驚きました。
また、隣の豊橋市からも鈴木亜由子選手がオリンピックに出場することが決まりました。東三河からオリンピック選手が二人も出るということは、今までにないことだと思います。豊橋市も田原市も含め、東三河の人々が、東京オリンピックを地元ゆかりの選手の応援を含め、楽しむことができると感じております。
もちろん私たちも応援をしていきたいと思っておりますし、また、市の中でもパブリックビューイング等やっていけたらと思っています。

 

8月定例記者会見(令和元年8月29日)

まだまだ「熱い」田原

もうすぐ夏休みも終わりに近づいていますが、日中はまだまだ暑い日が続いています。突然の豪雨で、九州では大きな被害を受けました。今からはそのような台風やゲリラ豪雨などが発生しやすい季節になります。全国どこで災害が発生するかわからないので本当に困るなと感じています。私たち職員一同、警戒しながら、気を引き締めていきたいと思っています。
併せて、明後日には田原市総合防災訓練が実施されますので、関係機関と連携した災害対応をあらためて確認したいと思っています。
さて、これからの季節は、多くの方が田原に訪れるイベントが開催されます。9月8日には33回目となる「トライアスロン伊良湖大会」、9月13日~15日には伝統の「田原まつり」も開催されます。そして、9月1日からは、観光体験博覧会「たはら巡り~な」もスタートします。
これら田原ならではのさまざまなイベントや体験を通して多くの方に田原の良さを実感していただき、何度も来ていただきたいと思っています。皆様にはぜひPRのご協力をお願いしまして、ご挨拶とさせていただきます。

 

7月定例記者会見(令和元年7月30日)

全国大会での活躍を期待する「頑張れ!田原っこ」

東海地方も梅雨明けとなりました。夏本番。今までは水不足で大変でしたが、続いて熱中症に気を付けなければならない暑さとなりました。
夏休みに入り、高校野球も地元豊橋の桜丘高校を応援していましたが、惜しくも負けてしまい非常に残念でした。しかし、東三河の学校が大健闘してくたことはとてもうれしい事でした。同じように、この田原の子ども達も全国大会の舞台に飛び立つ子がいますのでご紹介いたします。
まずは中学生。8月21日から24日に大阪のヤンマースタジアム長居で開催される全国中学校体育大会、女子4×100メートルリレーに出場する、菅沼瑠璃(るり)さん(東部中学校3年生)、石倉実侑(みゆ)さん(東部中学校2年生)、佐藤俐有(りあ)さん(東部中学校1年生)、高津采里さん(東部中学校1年生)、川合美結(みゆ)さん(東部中学校3年生)、仲井千尋(ちひろ)さん(東部中学校3年生)
女子走り幅跳びに出場する、東部中学校3年生の菅沼瑠璃さん
1年女子100メートルに出場する、東部中学校1年生の佐藤俐有さん
男子走幅跳に出場する、田原中学校3年生の田中瑛一(あきひと)くん
男子200メートルに出場する、福江中学校3年生の清田虎太朗(こたろう)くん
明日7月31日から8月5日に熊本県八代市で開催される高円宮記念杯第70回全国高等学校バトミントン選手権大会へ出場する、豊島町出身で名古屋経済大学市邨高校2年生の河辺颯真(そうま)くん
続いて、8月4日から8日に沖縄県沖縄市で開催される全国高等学校総合体育大会 陸上競技大会やり投に出場する、成章高校3年生 の 河辺大空(そら)くん
7月27日から8月1日まで佐賀県佐賀市で開催される 第43回全国高等学校総合文化祭に出展される成章高校新聞文芸部3年生の橋本奈華(なか)さん
子ども達が暑い中頑張っていますので、私たちも元気をもらっています。是非期待をしていますので、これからも皆さんの応援をお願いします。

6月定例記者会見(令和元年6月26日)

田原の住みよさが高く評価

このところ、市内での豚コレラの発生や、豊川用水の深刻な水不足など明るいニュースがありませんでしたが、本市にとって良い話題が入ってきたので、ご紹介したいと思います。
さて、このほど、民間の出版社から、全国812の市と特別区を対象とした「住みよさランキング2019」が発表されました。
この調査は、「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」の4つの視点から22の指標を用いて算出されたもので、田原市は全国で29位、愛知県内では1位となりました。
ちなみに、前年の調査で本市は167位でしたが、前年と算出指標やランキング対象について変更しているため、前年の結果との連続性はありません。
今後もこうした調査の数値を市民、また市外の方が実感できるよう、渥美半島を元気にし、何度も来たい、住んでみたいと感じてもらえるまちづくりに取り組んでいきたいと思っています。

5月定例記者会見(令和元年5月29日)

心配な問題が続くとき

令和になって初めての定例記者会見です。
5月26日に田原凧祭りが終わり、私もその仕事に少し携わっていますので、ほっとした1日でした。
既にご案内のとおり田原の豚コレラの影響ですが、市内の飼養数は105,000頭と言われておりますが、今までに約35,000頭が殺処分されたということで、約1/3がいなくなってしまった状況です。
報道では臨時県議会で豚コレラの緊急対策費として24億円超が可決したと聞いています。この中には、移動制限に係る損失補償や利息補てん、防疫対策費も含まれているとのことで、再建農家にとっては力強い措置であると感じています。
それからもう一つ水不足の問題ですが、昨日、雨が降りました。しかし、まだ安心というところまでではありません。一喜一憂しながら、夏の大変な時期を迎える前に何とか解消できないものかと心配しています。
また、昨日発生した川崎市での殺傷事件ですが、通り魔的な犯行が行われたということで、田原警察署からもいろいろ指示があり、各学校へ気を付けるよう文書を出しましたが、なかなか気を付けようがない非常に悲惨な事件だと思いました。良いことが少ない中で、あのような悲惨な事件が起こると、また落ち込んでしまいますが、出来るだけ事件のない街にしたいと思います。。

4月定例記者会見(平成31年4月24日)

心配していること

定例記者会見にお集まりいただきありがとうございます。
水不足を心配しておりますが、今日もこれではまとまった雨は降らないと思っています。
さて、市内で5例目となる豚コレラが発生しました。感染経路が分からない、対策が取れないことが一番歯がゆいことです。養豚農家としますと、次に発生するのは自分たちではないかという不安に駆られているのが現状で、私達も非常に心配いたしております。
岐阜県で既に300頭以上の野生のイノシシが豚コレラに感染しているということでありますが、幸い、私達の地域では、こうした事例はありません。しかし、野生のイノシシからの感染拡大を阻止するために、渥美半島全体のイノシシを捕獲、根絶したいという県からの要請もあり、明日4月25日に渥美半島野生イノシシ捕獲根絶協議会の第1回の会議も開かれるということであります。
元々、この渥美半島にはイノシシがいなかったということでありますが、ただ根絶の方法が本当に難しいなと思っております。
そういったことで、せっかく県が動いてくれているので、私達も努力したいと思っています。
田原市の豚コレラの拡大については、本当にまだまだ、わからないことが多く、大変心配しております。養豚農家の再建・支援も含めて、原因究明を県へお願いしたいと思っています。

3月定例記者会見(平成31年3月27日)

新たな年に新たな交流とにぎわいの創出を期待

今年度最後の定例記者会見となります。
皆さんには、この1年間、様々な面で田原市をPRしていただき、心から感謝申し上げます。
来週月曜日からは新年度が始まります。本市も4月1日の人事異動の内示を行いました。5月には元号も変わり、新たな時代が開かれるということで、私自身も心を新たにしているところです。
本年度、「ララグラン」や民間のホテルがオープンしましたが、その三河田原駅前がまた変わってきます。この後の発表事項にもありますが、来月22日には親子交流館「すくっと」がオープンします。これまで取り組んできた事業が大きな節目を迎えることとなります。これで駅前周辺の整備が一段落することになります。
この「ララグラン」やまちなか広場とあわせ、新たな交流の場所ができ、にぎわいがもたらされ、安心して子育てができる「まち」の象徴となる施設になることを期待しています。
市政記者クラブの皆さんにおかれましては、来年度も本市施策の周知へのご協力をお願い申し上げます。

2月定例記者会見(平成31年2月13日)

冒頭あいさつ

田原市内で2例目となる豚コレラが発生しました。本日午前8時30分から緊急に田原市豚コレラ防疫対策本部会議を開催し、市としてこの難局を乗り越えるため、各部署で連携して対応することを指示しました。今後も愛知県と連携しながら防疫体制を実施してまいります。
報道機関の皆様におかれては、発生農場はじめ市内の養豚場に近づかないようお願い申し上げます。

 

平成31年度田原市予算(案)について

平成31年度予算編成は、折に触れて申し上げておりますように、一層厳しくなる財政状況を認識しながらも、地域の魅力を磨きあげることや、この地域に住み続けるために必要な社会基盤を充実させることで、将来への基礎固めを行う、“さらなる飛躍への礎を築く”予算として編成いたしました。
詳細は、財政担当者から説明しますので、私からはその概略を説明いたします。

田原市の財政状況について

始めに、予算編成の前提となる中期的な財政見込でございますが、本市は、国が進める地方税の偏在是正による法人市民税の減収に、地方交付税の合併算定替終了の時期が重なることで、大幅な減収が避けられない見通しでございます。
この減収に対応するために、基金からの繰入れや地方債の借入により財源確保を行ったとしても、平成33年度の財政規模は250億円台になると想定されますので、行政サービスの最適化を図るとともに、将来を見据えた地域づくりに取り組まなければならないと考えています。
そこで、新年度予算案でございますが、一般会計の予算額として“297億2千万円”を計上いたしました。
この予算額は、前年度と比較して7億8千万円の増加でございます。これは、新斎場や伊良湖岬小学校の整備などの大型事業が重なったことによるものです。
次に、特別会計の予算でございますが、5つの会計を合計して約110億5千万円、本年度と比較して1億4千万円の減少となります。これは主に下水道事業の施設整備の増減によるものです。
一般会計、特別会計に、企業会計である水道事業会計を加えた、市全体の予算額は、約426億8千万円、本年度と比較して5億7千万円の増加という状況でございます。
続きまして、一般会計予算の歳入・歳出の構成内容がありますが、これにつきましては後ほど、財政担当から説明させていただきます。
また、これに加えて、平成30年度からの繰越事業として、32億円の事業を実施し、必要な社会基盤の充実を図ってまいります。


新年度の重点施策のアウトラインをご説明します。
平成31年度は、「住んでみたい・訪ねてみたいまちづくり」「住み続けたいまちづくり」「未来につながるまちづくり」の3点を重点施策として掲げ、元気な渥美半島の実現を目指してまいります。

重点施策1:住んでみたい・訪ねてみたいまちづくり

 最初に、重点施策一番目の「住んでみたい・訪ねてみたいまちづくり」の一つ、「定住・移住促進、交流人口の拡大」では、若者・子育て世帯への定住・移住促進奨励金の継続に加えて、たはら暮らし定住・移住サポーター制度の創設や赤羽根地区の土地区画整理事業、田原地区での市街地の拡大検討、渥美地区での福江市街地の活性化など、定住・移住の受入態勢の充実を図ってまいります。
また、サーフタウン構想の推進に関しては、(仮称)弥八島海浜公園のプロポーザルの実施に加え、新たに水上バイクによる水難救助体制を構築し、サーファーが安心して訪れることができる環境を整えます。
さらには、伊良湖地区での温泉掘削、自転車活用推進計画の策定、今年度に好評を博した“どんぶりサミット”と同様の(仮称)丼イベントの実施など、観光による地域づくりも引き続き推進していきます。
「働く場の創出と産業基盤の充実」として、農業や製造業を始めとする地域産業の一層の活性化を図ってまいります。
農業産出額日本一の農業分野では、更なる成長のため、農業者が行う新規の設備投資や昨年の台風で被災した農業施設の再建等を支援していきます。
また、工業分野は臨海工業地帯等への企業誘致活動を継続し、商業分野は、“渥美半島たはらブランド”の推進のほか、新たに事業承継に対する支援やプレミアム商品券の販売の実施により地元商工業の活性化を図ります。

重点施策2:住み続けたいまちづくり

重点施策二番目の「住み続けたいまちづくり」の一つ、「利便性の向上と安心安全の確保」としては、生活の利便性向上、産業活性化のため、道路環境整備に引き続き努めてまいります。
また、安心安全な地域生活の確保のため危険空き家の緊急安全対策や防災・減災対策に取り組むとともに、健康づくりの推進、公設民営方式の赤羽根診療所の運営や、公的病院への支援を図っていきます。
「出産・子育て・教育環境の充実」では、出産・子育てをしやすい環境の充実として、親子交流館(すくっと)の運営、児童虐待防止の体制強化、民間子ども園の整備支援、病後児保育の開設準備などに取り組みます。
教育環境の充実では、伊良湖岬小の整備のほか、繰越事業として空調整備やトイレ洋式化など、施設面の充実に加え、非常勤講師である“学びのみかた”の増員やふるさと教育センターの整備運営、高校生のバス通学支援など、ソフト面の充実も図ってまいります。
これらの取組により、切れ目のない支援体制を充実させていきます。

重点施策3:未来につながるまちづくり

重点施策三番目の「未来につながるまちづくり」につきましては、第4次行革大綱の策定を行います。
また、老朽化した田原・渥美の斎場を集約する新斎場建設、PFI事業の期間満了に伴いごみ処理施設である炭生館の施設取得、し尿処理施設の統合整備などの、各種インフラや施設の長寿命化、公共施設適正化に取り組んでまいります。

以上が、予算案の概要でございます。

来年度は、長期的な展望に立った場合に必要な社会基盤の整備・充実を積極的に行います。一方で、行革大綱の策定や公共施設適正化などの取組も着実に実施することで、さらなる飛躍への礎を築く年にしたいと考えます。
渥美半島の将来を見据えて、前向きに地域づくりに取り組んでまいりますので、皆様のご理解・ご協力をお願い申し上げます。

このページに関するお問い合わせ

田原市役所
代表電話:0531-22-1111 ファクス:0531-23-0180