天然記念物 シデコブシ開花状況
田原市内には、天然記念物に指定されているシデコブシ自生地の群落が4カ所あります。
ここでは、この4カ所のシデコブシの開花状況をお知らせしています。
令和2年4月10日(金)現在
椛(なぐさ)のシデコブシ自生地(昭和45年6月19日国指定)
(所在地:田原市伊川津町椛1-1)
4月10日
花はほとんど散ってしまいました。
※ 自生地奥(散歩道の脇)に倒木があります。通行の際はご注意ください。
椛のシデコブシ自生地は、国の天然記念物に指定されています。
シデコブシの分布は、非常に限られており、湿地を好み3月下旬から4月上旬頃、白ないしはピンク色の花をつけます。椛の群落には約200株のシデコブシが自生しています。
伊川津(いかわづ)のシデコブシ(昭和42年10月30日県指定)
(所在地:田原市伊川津町宝金15)
4月10日
花がいくつか残っていますが、しぼんできています。
伊川津のシデコブシは、県の天然記念物に指定されており、県下有数のシデコブシの自生地となっています。
黒河(くろがわ)湿地植物群落(昭和46年2月8日県指定)
(所在地:大久保町黒河49-1、49-7)
4月10日
花は散ってしまいました。
黒河湿地植物群落は、シデコブシやヤチヤナギ、シラタマホシクサなどの貴重な植物が数多く群生しています。
藤七原(とうしちばら)湿地植物群落(平成3年3月22日市指定)
(所在地:田原市田原町衣笠1-1 椿沢17、17-1、34)
4月10日
花は散り果てました。
藤七原湿地植物群落は、市の天然記念物に指定されています。シデコブシの群生地としては、東海地方最大級の規模を誇っています。
担当者から
花はほとんど散ってしまいました。
伊川津の自生地にはまだ花が残っていましたが、まもなく散っていくことでしょう。
今回の更新で今シーズンの開花状況のお知らせを終了します。
- 自生地内は植物保護のため立ち入り禁止となっております。園路など決められた場所でのご観賞をお願いします。
- 春先は火災の発生しやすい時期です。ご観賞の場所では火気厳禁をお願いします。
参考資料
関連情報
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