新型コロナウイルス感染症陽性と診断された方・濃厚接触の方へ
新型コロナウイルス感染症罹患後の医療機関受診について
令和4年9月7日から、政府の方針により新型コロナウイルス感染症の陽性者について、有症状の場合の自宅療養機関が10日から7日に短縮されました。
しかしながら、10日間が経過するまでは感染リスクが残存することから、高齢者等重症化リスクのある者との接触や、感染リスクの高い施設への訪問を避けるなど感染予防行動の徹底が必要とされています。
医療機関は重症化リスクの高い方が来院されることもあり、無症状であった方も含め、新型コロナウイルス感染症罹患後の定期受診等は、発症後10日間を経過してからが望ましいと考えられます。
なお、「いつも飲んでいるお薬がなくなってしまった」、「慢性疾患などが悪化して体調がすぐれない」などの場合は、お手数ですが、まずはかかりつけの医療機関にお電話にてご相談ください。
保健所の新型コロナウイルス感染症対応の変更 について
これまで、新型コロナウイルス感染症に陽性と診断された田原市民の方へは、愛知県豊川保健所から電話があり、健康状態やご家族の状況等を伺い、療養生活の注意などをお伝えしてきましたが、7月22日から変更されています。
新型コロナウイルス感染症陽性と診断された方へ
- 新型コロナウイルス感染症陽性と診断された方の携帯電話に、「愛知県自宅療養者サービス窓口」からショートメッセージ(SMS)が送信されます。
- SMSに届いたメッセージから、MyHER-SYS(新型コロナ健康状態入力フォーム)のURLが案内されますので、URLを開き、健康状態等の必要事項を入力してください。
- 健康観察は、各自が毎日行い、MyHER-SYSに入力してください。
- 重症化リスク(下記参照)がないと医療機関で判断された方には、保健所からの電話による健康観察はありません。症状の悪化や不明なことなどがあれば、保健所に電話でご確認ください。
- 症状の悪化がなければ、原則自宅療養又は宿泊療養施設での療養となります。
- 愛知県自宅療養者サービス窓口から携帯電話にショートメッセージや電話による連絡がありますので、必ずご確認ください。(パルスオキシメーターの貸出、自宅療養者配食サービス、宿泊療養施設での療養などについて案内があります。)
※上記内容の詳細事項、および療養上の注意点なども豊川保健所のホームページに掲載してありますので、必ずご確認ください。
重症化リスク
65歳以上、妊娠、肥満(BMI30以上)、慢性肺疾患(COPD等)、慢性腎臓病(透析含む)、心血管疾患(高血圧、心筋梗塞後)、糖尿病、悪性腫瘍、免疫不全等
濃厚接触者の方へ
- 同居家族および長時間の接触等があった方は濃厚接触者になります。不要不急の外出の自粛をお願いします。
- 事業所等で陽性者が発生した場合、原則、保健所による濃厚接触者の特定は行わず、各事業所等での判断となりますので、保健所のホームページの資料を参考に対応をお願いします。
- 待期期間は原則、感染対策を講じた日の翌日から5日間ですが、他の職員による代替が困難な場合で、事業所の管理者が了解している場合に、一定の条件のもと短縮が可能となります。
※上記内容の詳細事項については、豊川保健所のホームページに掲載してありますので、必ずご確認ください。
新型コロナウイルス感染症に備えましょう
日常的な健康観察を習慣化し、体調が悪い時の外出・出勤等は自粛しましょう
- 発熱・咽頭痛等の自覚症状がある場合は、学校・勤務先等にすみやかに連絡をし、外出や登校・出勤を自粛しましょう。
- かかりつけ医に連絡し、指示に従って受診しましょう。かかりつけ医がない場合は、最寄りの医療機関に必ず事前に連絡をしてから受診しましょう。
感染もしくは濃厚接触者になった場合に備え、必要な物資を備蓄しましょう
- 食料品や日用品は災害対策にも有効なため、ローリングストック(常に一定の量を備蓄)をしましょう。
- 食料品は乾麺やシリアル等の主食類のほか、食欲がない場合に備えて、経口補水液や果物の缶詰等を準備しておくとよいでしょう。
- ネットスーパーや宅配などを利用する方法もあります。
新型コロナウイルス感染症陽性と言われたら
陽性者となられた方への対応について
新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けた方にとって、今後の自宅療養の過ごし方や体調について、不安な事が多いかと思います。そこで陽性者となられた方への対応について、一般的な流れをお知らせします。(令和4年9月8日現在)
・ 感染者が発生した場合「感染症の予防および感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)第12条第1項」に基づき、診断した医師は最寄りの保健所に届け出る(発生届)ことになっています。
・ 発生届に基づき、陽性となられた方に対し、愛知県が設置した「愛知県自宅療養者サービス窓口」からSMSまたは電話で療養に必要な情報(配食サービス・宿泊療養・療養証明書発行等)が届けられます。
※陽性者(または保護者)の方はシステムから届くSMSに記載されている案内サイトに従い、ご自身で健康状態を入力していただきます。必要なサービスについてもこのシステムから案内されます。
・ 重症化リスクが高い方については、豊川保健所からも基本調査のため電話が入りますので、不明な点はこの時にご確認ください。
・ 陽性者数が多い場合は、保健所からの電話が遅れる場合があります。体調の急変など気になる症状がありましたら、保健所からの電話を待たずに、検査を受けた医療機関や豊川保健所に電話でご相談ください。
・ 自宅での療養期間は、以下のとおりです。(令和4年9月7日から適用)
- 有症状の方
発症日を「0日」として、7日間経過し、かつ、症状軽快後 24 時間経過した場合には8 日目から療養解除となります。ただし、10 日間が経過するまでは感染リスクが残るため、ご自身での健康状態の確認や自主的な感染予防行動の徹底をお願いします。※入院中の方や高齢者施設に入所中の方は従来どおり療養期間は10日間です。
- 無症状の方
検体採取日を「0日」として、7日間を経過した場合に8日目に療養解除となります。5日目の検査キットによる検査で陰性だった場合は、5日間経過後(6日目)に療養解除が可能となりましたが、7日間が経過するまでは感染リスクが残るため、ご自身での健康状態の確認や自主的な感染予防行動の徹底をお願いします。
・ 感染者の多くは軽症で済みます。また一方で無症状でも感染を拡大させるリスクがあることから、自宅で療養する場合は、愛知県や豊川保健所のホームページを参考に、ご家族や周りの方への感染予防にご注意ください。
療養期間中の外出自粛について
・ 令和4年9月7日から、療養期間中においても、有症状の場合は症状軽快から 24 時間経過していること、または症状が無くなっている場合(無症状の場合)は、外出時や人と接する際は短時間とし、移動時は公共交通機関を使わないこと、外出時や人と接する際に必ずマスクを着用するなど自主的な感染予防行動を徹底することを前提に食料品等の買い出しなど必要最小限の外出を行うことが可能となりました。
相談先:豊川保健所 受診・相談センター 電話0533-86-3177
濃厚接触者と言われたら
行動の自粛と健康観察が必要です。
濃厚接触者の方は感染者ではありませんが、新型コロナウイルス感染者と接触があった日の翌日から5日間は、行動の自粛と健康観察が必要です。待期期間中に発熱などの症状がみられたら、かかりつけ医等に電話でご相談ください。
待期期間は、感染者と接触した最終日の翌日から5日間となります。ただし、社会機能を維持するために必要な業務に従事する者(社会機能維持者)は、待期期間を短縮(2日目・3日目で検査、業務以外の不要不急の外出自粛)することができます。なお7日間を経過するまでは、ご自身で健康観察(検温等)を行っていただきます。
また、陽性者と濃厚接触者の空間的な分離が困難である、生活を共にする同居家族の場合(子どもが幼い場合や部屋の構造的な問題)、感染者が発症した日か、家庭内で、感染対策を始めた日のうち遅い方を基準として、その翌日から5日間を自宅待機とし、発症しなければ6日目に解除されます。
※ 濃厚接触者の待期期間については、随時変更されているため、厚生労働省・愛知県のホームページ等で最新情報をご確認ください。
新型コロナウイルス感染症の家庭内感染を防ごう
ご家族へ感染を広げないために
ご家族に新型コロナウイルスの陽性者や感染が疑われる人(体調の悪い人、濃厚接触者)がいる場合、同居のご家族は以下の点にご注意ください。また同居していないご家族やご親戚等と一緒に過ごされる時もご参考にしてください。
(1)感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける(自室で食事を摂る、本人は極力部屋から出ない)
(2)感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(1人が望ましい)にする
(3)できるだけ全員がマスクを使用する(マスクはひもを持って外し、外した後は手を石鹸で洗う)
(4)小まめに手洗い・うがいをする(手洗いしていない手で顔(目、鼻、口)を触らない)
(5)定期的に換気をする
(6)取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒する
(7)汚れたリネン、衣服を洗濯する(感染者の物は別に洗い、よく乾かす)
(8)ゴミは密閉して捨てる(マスクやティッシュなどは二重にして密閉)
※(1)~(8)の内容について詳しくは下記のPDFまたは外部リンクをご覧ください。
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ご家庭に新型コロナウイルス感染が疑われる場合 家庭内でご注意いただきたいこと (PDF 954.3KB)
8つのポイント 部屋を分けて、感染対策を徹底しましょう -
新型コロナウイルス感染症 生活のしおり(パンフレット) (PDF 1.6MB)
自宅療養をされている方へ 自宅での過ごし方など -
自宅療養される方へ 家庭内でご注意いただきたいこと (PDF 745.3KB)
外出を避け、自宅で過ごしてください -
「知人が陽性」その時どうする? (PDF 174.1KB)
知人が陽性に。感染の可能性はある? - 新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(日本環境感染学会とりまとめ)(外部リンク)
新型コロナウイルス感染症市民向け感染予防ハンドブック
東北医科薬科大学病院が作成したハンドブックです。新型コロナウイルスの概要やQ&A、自宅療養する方、同居の方への注意点などが載っていますので、参考にご覧ください。
感染予防対策について~新しい生活様式~
命を守るためには、感染者数を抑えることと、医療提供体制や社会機能を維持することが重要です。感染の機会を減らすため、不要不急の外出を自粛し、3つの密いわゆる「密閉・密集・密接」を避けるよう、一人ひとりが自覚をもって生活しましょう。
政府の専門家会議では、新型コロナウイルス感染症を予防するために、日常生活の中で「新しい生活様式」を実践することが必要であると提言しています。
市民の皆様も、自分だけではなく大切な家族や友人等を守るために「新しい生活様式」を意識した生活を心がけてください。
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新しい生活様式 (PDF 301.6KB)
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3つの密を避けるための手引き! (PDF 1.4MB)
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新しい生活様式(田原市作成版) (PDF 1.8MB)
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人との接触を8割減らす、10のポイント (PDF 977.5KB)
- 受診や相談について
日常生活での感染予防
・外出先からの帰宅時、調理や食事の前後、トイレの使用前後、ドアノブや手すり・スイッチなど多くの人が利用するものに触れた時などは流水とせっけんでこまめに手を洗いましょう。
・咳が出るときは咳エチケット(咳が出る場合には、口や鼻をハンカチやティッシュで覆い、ティッシュを捨てた後は流水と石鹸で手洗いをする)を守り、周囲の人への感染を予防するため、マスクを着用しましょう。
・毎日の熱を測るなど体調チェックをし、発熱等の風邪症状がみられるときは、人との接触を避けてかかりつけ医に相談しましょう。かかりつけ医がない場合は、下記の添付ファイルをご参照ください。
マスクの着用について
屋外・屋内/子どものマスクの着用について
屋外・屋内でのマスク着用について
- マスク着用は従来同様、基本的な感染防止対策として重要です。一人ひとりの行動が、大切な人と私たちの日常を守ることに繋がります。
- 屋外では、人との距離(2m以上を目安)が確保できる場合や、距離が確保できなくても、会話をほとんど行わない場合は、マスクを着用する必要はありません。
- 屋内では、人との距離(2m以上を目安)が確保できて、かつ会話をほとんど行わない場合は、マスクを着用する必要はありません。
子どものマスク着用について
- 人との距離(2m以上を目安)が確保できる場合においては、マスクを着用する必要はありません。また、就学前のお子さんについては、マスクの着用を一律には求めていません。
免疫を高める生活
新型コロナウイルスに負けないように、免疫を高める生活を心がけましょう。
特に高齢者や基礎疾患がある方が新型コロナウイルスにかかった場合、重症化しやすいことが明らかになっています。新型コロナウイルス感染対策として、人が多く集まる場所を避けることが言われていますが、高齢者にとっては動かないことによる健康への影響(心身や脳の機能の低下など)が危惧されます。動かない時間を減らし、自宅でもできるちょっとした運動で体力を維持しましょう。
新型コロナ対策をLINEでサポート(新型コロナ対策パーソナルサポート)
愛知県のLINE公式アカウントと友だちになり、あなたの状態を入力すると、あなたの状態に合わせた新型コロナウイルスに関する情報をお知らせします。ぜひ、ご活用ください。
「安全・安心宣言施設」ステッカー・ポスター提供
愛知県では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止と社会経済活動の維持の両立をめざすため、感染防止対策に取り組む施設に対して、県独自のPRステッカー・ポスターを提供し、「安心・安全宣言施設」として応援します。
事業者の皆様、店内の掲示や来場者への啓発等の際に、ぜひご活用ください。
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