集団接種模擬訓練の様子
集団予防接種模擬訓練を行いました(2月21日)
田原市は、新型コロナウイルスのワクチンを市民の皆さまに接種していただけるよう、準備を進めています。
今後行われる集団予防接種を円滑に行うため、2月21日(日曜)に田原文化会館多目的ホールで、模擬訓練を実施しました。
集団接種の様子をまとめた動画を作成しました
集団接種について、より理解していただけるように動画を作成しました。動画をご覧いただき、スムーズな集団接種ができるよう、皆様のご協力をお願いいたします。
訓練の目的
集団予防接種の会場設営(感染予防対策を含む)やマニュアルの確認・修正、不足品の抽出などを行い、接種会場の開設・運営手法を確立するため。
訓練の想定
10分間あたり約17名接種※を想定
※接種時の予約は、10分間隔(1時間あたり100名接種、医師5名従事時)で受付予定
訓練スケジュール
時間 |
訓練内容 |
---|---|
8:30~10:00 |
準備(資材搬入、会場設営)、各担当打合せ |
10:00~11:00 |
下記の「集団接種の流れ」を2回実施する (1)検温・手指消毒:手指消毒依頼、測定体温記載 (2)受付:予約リスト照会、持参物確認(本人確認)など (3)予診票記入:記載方法の個別対応、本人サイン記載 (4)予診票確認:記載内容等確認、次行程案内 (5)接種待合:予診票確認者との情報連携、次行程案内 (6)予診・注射・接種済証発行:呼び込み、説明、接種済証交付 (7)経過観察:観察、副反応発症者対応 |
11:00~11:30 |
反省会(各担当) |
訓練の様子
受付
本人確認
予診票確認
接種
経過観察
バリアフリーへの対応
会場へは、車椅子利用の方、杖歩行の方、難聴の方、体調の悪い方、忘れ物をされた方が来場するなど、さまざまな想定で訓練を行いました。
どなたでも安心して接種を受けられるようにするために、配慮が必要な点を確認しました。
安全でスムーズな接種のために
接種は肩に筋肉注射をします。
訓練では上着を脱いで肩を出すのに時間がかかる場合がありました。
正しい部位に、安全かつスムーズに接種できるよう、肩を出しやすい服装でご来場いただくなど来場者への案内が必要です。
重篤な副反応への対応
訓練では、会場で接種後の重い副反応のひとつであるアナフィラキシーが起こった場合に、適切に対応できるよう、訓練を行いました。
アナフィラキシーが起こることは極めて稀(厚生労働省の資料では、20万回に1回)です。
多くは15分以内に起こることから、会場で15分ほど経過観察を行います。
仮にアナフィラキシーが起こった場合でも、その場で、適切に対処すれば大事に至ることはありません。
会場には副反応に対応できるよう、救急薬品などを備えています。
訓練の結果
- 全体の流れは比較的スムーズであった。
- 受付(検温・手指消毒)時に待ち時間が長くなった。
- 車椅子の通路が狭かった。バリアフリーのさらなる配慮が必要。
- 案内表示をさらにわかりやすくする。
ほかにも、細部にわたり改良点などが抽出されました。
今回の訓練結果をマニュアルの修正などに反映させ、円滑な接種体制を構築できるよう努めてまいります。
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このページに関するお問い合わせ
こども健康部 健康課
電話:0531-23-3515 ファクス:0531-23-3810
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